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オラーンゴム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オラーンゴム

Улаангом
オラーンゴム市街
オラーンゴム市街
オラーンゴムの位置(モンゴル国内)
オラーンゴム
オラーンゴム
オラーンゴムの位置図
北緯49度59分 東経92度04分 / 北緯49.983度 東経92.067度 / 49.983; 92.067
モンゴル国の旗 モンゴル
オブス県
標高
3,054 ft (931 m)
人口
(2008年)
 • 合計 22,300人

オラーンゴムモンゴル語: Улаангом、「赤い砂」の意)は、モンゴル国西部の都市で、オブス県の県都。ウヴス・ヌール湖岸の南西26km、ロシア国境の南120kmに位置し、ハルヒラー山を望む。ウラーンゴムとも表記される。

概要

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人口は2万6319人(2000年国勢調査)、2万3000人(2006年推計[1])、2万2300人(2008年推計[2])でオブス県全体の28.9%を占める。チャンドマニとウリアスニ・ヘブの二地区に分けられる。

市内にはロシアトゥヴァ共和国の総領事館がある。トゥヴァ共和国の首都クズルにも、オブス県の駐在館事務所が置かれている。

文化

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県庁前に県内の出身で、40年以上にわたりモンゴルを率いたユムジャーギィン・ツェデンバルの像がある。教育・文化機関や研究所が多く、大学と専門学校が各一校、中学校が5校ある。

歴史

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オラーンゴムの建設は1686年のこととされる。17世紀後半には穀物のプランテーションが広がっていた。

交通

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ロシア国境までハイウェイが連絡し、電力もロシア連邦から輸入している。2011年6月、これまでの空港に代わり市街北方にオーランゴム空港英語版が完成、6月26日に供用を開始した。フンヌ・エアアエロ・モンゴリアウランバートル便を就航させている。

気候

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寒冷なステップ気候で、降水量は年間130ミリとひじょうに少ない。モンゴルでも最も気候の厳しい地方のひとつである。

オラーンゴムの気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C°F −26.0
(−14.8)
−23.4
(−10.1)
−11.6
(11.1)
6.5
(43.7)
19.0
(66.2)
24.5
(76.1)
25.4
(77.7)
23.3
(73.9)
17.3
(63.1)
7.2
(45)
−5.8
(21.6)
−21.2
(−6.2)
2.93
(37.28)
日平均気温 °C°F −32.1
(−25.8)
−29.8
(−21.6)
−18.5
(−1.3)
0.2
(32.4)
11.4
(52.5)
17.5
(63.5)
18.9
(66)
16.6
(61.9)
10.0
(50)
0.4
(32.7)
−10.5
(13.1)
−25.5
(−13.9)
−3.45
(25.79)
平均最低気温 °C°F −36.6
(−33.9)
−35.4
(−31.7)
−24.9
(−12.8)
−6.0
(21.2)
3.7
(38.7)
10.1
(50.2)
12.2
(54)
9.7
(49.5)
3.3
(37.9)
−5.4
(22.3)
−15.6
(3.9)
−30.6
(−23.1)
−9.62
(14.68)
降水量 mm (inch) 1.8
(0.071)
1.8
(0.071)
3.4
(0.134)
3.9
(0.154)
6.3
(0.248)
26.2
(1.031)
35.0
(1.378)
22.8
(0.898)
13.4
(0.528)
4.6
(0.181)
6.8
(0.268)
4.0
(0.157)
130
(5.119)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 0.5 0.6 1.2 1.1 1.5 4.4 7.2 4.0 2.4 1.0 1.8 1.0 26.7
平均月間日照時間 136.4 161.0 232.5 261.0 313.1 318.0 306.9 297.6 249.0 195.3 99.0 102.3 2,672.1
出典:Hong Kong Observatory [3]

脚注

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  1. ^ Ministry of Health of Mongolia. National Center for Health Development. Health Indicators 2006 [1]
  2. ^ Uvs Aimag Statistical Office.2008 Annual Report
  3. ^ Climatological Normals of Ulaangom”. Hong Kong SAR Government. 2011年1月5日閲覧。