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エドモントニア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エドモントニア
生息年代: 中生代後期白亜紀, 76.5–69 Ma
エドモントニア
エドモントニア(想像図)
地質時代
中生代後期白亜紀
(約7,650万 ~ 6,900万年前)
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜形下綱 Archosauromorpha
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 鳥盤目 Ornithischia
亜目 : 装盾亜目 Thyreophora
下目 : 曲竜下目 Ankylosauria
: ノドサウルス科 Nodosauridae
亜科 : ノドサウルス亜科 Nodosaurinae
: パノプロサウルス族 Panoplosaurini
: エドモントニア属
Edmontonia
学名
Edmontonia
Sternberg1928
  • E. longiceps模式種
  • E. rugosidens
  • ?E. australis

エドモントニア (学名Edmontonia) は、中生代後期白亜紀アメリカ大陸に生息していた曲竜類の植物食恐竜である。属名は「エドモントン産の」を意味する。

全長約6メートル。比較的狭い鼻面の頭部、短い首と太い樽状の胴体、太く短い四肢と幅広い肢端をもつ、鈍重な四足歩行の草食恐竜。背面及び尾には骨版とスパイクからなる装甲を持つ。肩には二対の大きなスパイクがあり、これで捕食者から身を守り、あるいは同種での儀礼的闘争を行ったと推定される。

しかしこの恐竜は同じ曲竜類のアンキロサウルスのように尻尾に棍棒がなく、ひっくり返されてしまうと無防備な腹部を捕食者に晒す事になる。そのため、地面に伏せて捕食者の攻撃をやり過ごしたのではないかといわれる。

参考文献

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  • ヘーゼル・リチャードソン、デイビッド・ノーマン(監修)『恐竜博物図鑑』出田興生(訳)、新樹社〈ネイチャー・ハンドブック〉、2005年、132 - 133頁頁。ISBN 4-7875-8534-7 

関連項目

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