ウォーターマン (映画)
ウォーターマン | |
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The Water Man | |
監督 | デヴィッド・オイェロウォ |
脚本 | エマ・ニーデル |
製作 |
デヴィッド・オイェロウォ モニカ・レヴィンソン カーラ・ガーディニ シヴァニ・ラワット |
製作総指揮 |
オプラ・ウィンフリー ダーレン・M・デメトレ コナー・フラナガン |
出演者 |
デヴィッド・オイェロウォ ロザリオ・ドーソン ロニー・チェイヴィス アマイア・ミラー |
音楽 | ピーター・ベルト |
撮影 | マシュー・J・ロイド |
編集 | ブル・マーリー |
製作会社 |
ハーポ・フィルムズ シヴハンス・ピクチャーズ ヨルバ・サクソン・プロダクションズ |
配給 |
RLJEフィルムズ Netflix |
公開 |
2021年5月7日 2021年7月9日 |
上映時間 | 92分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $342,405[1] |
『ウォーターマン』(原題:The Water Man)は2020年に公開されたアメリカ合衆国のドラマ映画である。監督・主演はデヴィッド・オイェロウォが務めた。本作はオイェロウォの長編映画監督デビュー作でもある。
概略
[編集]オレゴン州。ガンナー・ブーンは白血病で死の床にある母親のメアリーを救うべく、その手掛かりを求めて書物を読み漁っていた。そんなある日、ガンナーは不死の秘法を知るという伝承上の存在、ウォーターマンに関する記述を見つけた。ガンナーはウォーターマンこそが最後の希望であると確信し、父親(アモス)の日本刀を携えて彼を探す旅に出た。ほどなくして、ガンナーはウォーターマンを見かけたことがあるというホームレスの少女、ジョーに出会うことができ、彼女も旅に合流することになった。ガンナーとジョーは勇気を振り絞って森の奥深くへと分け入り、数々の危険を協力して乗り越えていった。
その頃、アモスとメアリーは警察に捜索願を提出し、自宅で息子が無事に帰ってくることを祈っていた。ところが、ここで予期せぬ事態が発生した。ガンナーのいる森林地帯で山火事が発生したのである。その一報を聞いたアモスは「もはや警察に任せてはおれぬ」と家を飛び出し、危険を顧みずに息子の救出へ向かうのだった。
キャスト
[編集]- アモス・ブーン:デヴィッド・オイェロウォ
- メアリー・ブーン:ロザリオ・ドーソン
- ガンナー・ブーン:ロニー・チェイヴィス
- ジョー・ライリー:アマイア・ミラー
- ジム・バッシー:アルフレッド・モリーナ
- グッドウィン保安官:マリア・ベロ
製作
[編集]2015年6月11日、デヴィッド・オイェロウォが本作に出演することになったと報じられた[2]。12月、エマ・ニーデルが執筆した脚本がブラックリストに掲載された[3]。2019年3月27日、本作の主要キャストが発表された[4]。
本作の企画が始動した時点で、オイェロウォは主演とプロデューサーを兼任することになっていたが、監督は別の人物が担当する予定だった。ところが、後にその人物が降板してしまい、オイェロウォはニーデルの懇願もあって監督も務めることになったのだという[5]。また、監督と主演を兼任するに際し、オイェロウォはアンジェリーナ・ジョリーから「他の出演者から良い演技を引き出すことに集中するあまり、自分の演技が疎かになるなんてことがないように」というアドバイスを受け、それを心に留めながら撮影に臨んだ[5]。
2021年5月7日、レイクショア・レコーズが本作のサウンドトラックを発売した[6]。
公開・興行収入
[編集]2020年9月13日、本作は第45回トロント国際映画祭でプレミア上映された[7]。2021年2月23日、RLJEフィルムズが本作の全米配給権を、Netflixが本作の米国外配信権を獲得したと報じられた[8]。4月15日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[9]。5月7日、本作は全米311館で封切られ、公開初週末に18万1046ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場13位となった[10]。
評価
[編集]本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには71件のレビューがあり、批評家支持率は77%、平均点は10点満点で6.6点となっている[11]。また、Metacriticには21件のレビューがあり、加重平均値は68/100となっている[12]。
出典
[編集]- ^ “The Water Man (2021)”. The Numbers. 2021年6月13日閲覧。
- ^ “David Oyelowo Is Disney’s ‘The Water Man’”. Indiewire (2015年6月11日). 2021年6月13日閲覧。
- ^ “The Black List announces 2015 script selections”. Entertainment Weekly (2015年12月14日). 2021年6月13日閲覧。
- ^ “David Oyelowo Sets ‘The Water Man’ As Feature Directorial Debut With Oprah Winfrey As EP”. Deadline.com (2019年3月27日). 2021年6月13日閲覧。
- ^ a b “David Oyelowo on ‘The Water Man’ and His 6-Year Journey to the Director’s Chair”. Hollywood Reporter (2021年5月13日). 2021年6月13日閲覧。
- ^ “‘The Water Man’ Soundtrack Released”. Film Music Reporter (2021年5月7日). 2021年6月13日閲覧。
- ^ “Toronto Sets Talks With Halle Berry, Claire Denis & Barry Jenkins; Adds David Oyelowo, Matthew Heineman Films”. Deadline.com (2020年8月25日). 2021年6月13日閲覧。
- ^ “David Oyelowo’s ‘The Water Man’ Scooped Up By RLJE Films And Netflix”. Deadline.com (2021年2月23日). 2021年6月13日閲覧。
- ^ “THE WATER MAN Official Trailer”. YouTube (2021年4月15日). 2021年6月13日閲覧。
- ^ “Domestic 2021 Weekend 19/May 7-9, 2021”. Box Office Mojo. 2021年6月13日閲覧。
- ^ “The Water Man”. Rotten Tomatoes. 2021年6月13日閲覧。
- ^ “The Water Man (2021)”. Metacritic. 2021年6月13日閲覧。