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ウォーターマン (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウォーターマン
The Water Man
監督 デヴィッド・オイェロウォ
脚本 エマ・ニーデル
製作 デヴィッド・オイェロウォ
モニカ・レヴィンソン
カーラ・ガーディニ
シヴァニ・ラワット
製作総指揮 オプラ・ウィンフリー
ダーレン・M・デメトレ
コナー・フラナガン
出演者 デヴィッド・オイェロウォ
ロザリオ・ドーソン
ロニー・チェイヴィス
アマイア・ミラー
音楽 ピーター・ベルト
撮影 マシュー・J・ロイド
編集 ブル・マーリー
製作会社 ハーポ・フィルムズ
シヴハンス・ピクチャーズ
ヨルバ・サクソン・プロダクションズ
配給 アメリカ合衆国の旗RLJEフィルムズ
日本の旗Netflix
公開 アメリカ合衆国の旗2021年5月7日
日本の旗2021年7月9日
上映時間 92分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 世界の旗$342,405[1]
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ウォーターマン』(原題:The Water Man)は2020年に公開されたアメリカ合衆国ドラマ映画である。監督・主演はデヴィッド・オイェロウォが務めた。本作はオイェロウォの長編映画監督デビュー作でもある。

概略

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オレゴン州。ガンナー・ブーンは白血病で死の床にある母親のメアリーを救うべく、その手掛かりを求めて書物を読み漁っていた。そんなある日、ガンナーは不死の秘法を知るという伝承上の存在、ウォーターマンに関する記述を見つけた。ガンナーはウォーターマンこそが最後の希望であると確信し、父親(アモス)の日本刀を携えて彼を探す旅に出た。ほどなくして、ガンナーはウォーターマンを見かけたことがあるというホームレスの少女、ジョーに出会うことができ、彼女も旅に合流することになった。ガンナーとジョーは勇気を振り絞って森の奥深くへと分け入り、数々の危険を協力して乗り越えていった。

その頃、アモスとメアリーは警察に捜索願を提出し、自宅で息子が無事に帰ってくることを祈っていた。ところが、ここで予期せぬ事態が発生した。ガンナーのいる森林地帯で山火事が発生したのである。その一報を聞いたアモスは「もはや警察に任せてはおれぬ」と家を飛び出し、危険を顧みずに息子の救出へ向かうのだった。

キャスト

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製作

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2015年6月11日、デヴィッド・オイェロウォが本作に出演することになったと報じられた[2]。12月、エマ・ニーデルが執筆した脚本がブラックリストに掲載された[3]2019年3月27日、本作の主要キャストが発表された[4]

本作の企画が始動した時点で、オイェロウォは主演とプロデューサーを兼任することになっていたが、監督は別の人物が担当する予定だった。ところが、後にその人物が降板してしまい、オイェロウォはニーデルの懇願もあって監督も務めることになったのだという[5]。また、監督と主演を兼任するに際し、オイェロウォはアンジェリーナ・ジョリーから「他の出演者から良い演技を引き出すことに集中するあまり、自分の演技が疎かになるなんてことがないように」というアドバイスを受け、それを心に留めながら撮影に臨んだ[5]

2021年5月7日、レイクショア・レコーズが本作のサウンドトラックを発売した[6]

公開・興行収入

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2020年9月13日、本作は第45回トロント国際映画祭でプレミア上映された[7]。2021年2月23日、RLJEフィルムズが本作の全米配給権を、Netflixが本作の米国外配信権を獲得したと報じられた[8]。4月15日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[9]。5月7日、本作は全米311館で封切られ、公開初週末に18万1046ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場13位となった[10]

評価

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本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには71件のレビューがあり、批評家支持率は77%、平均点は10点満点で6.6点となっている[11]。また、Metacriticには21件のレビューがあり、加重平均値は68/100となっている[12]

出典

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  1. ^ The Water Man (2021)”. The Numbers. 2021年6月13日閲覧。
  2. ^ David Oyelowo Is Disney’s ‘The Water Man’”. Indiewire (2015年6月11日). 2021年6月13日閲覧。
  3. ^ The Black List announces 2015 script selections”. Entertainment Weekly (2015年12月14日). 2021年6月13日閲覧。
  4. ^ David Oyelowo Sets ‘The Water Man’ As Feature Directorial Debut With Oprah Winfrey As EP”. Deadline.com (2019年3月27日). 2021年6月13日閲覧。
  5. ^ a b David Oyelowo on ‘The Water Man’ and His 6-Year Journey to the Director’s Chair”. Hollywood Reporter (2021年5月13日). 2021年6月13日閲覧。
  6. ^ ‘The Water Man’ Soundtrack Released”. Film Music Reporter (2021年5月7日). 2021年6月13日閲覧。
  7. ^ Toronto Sets Talks With Halle Berry, Claire Denis & Barry Jenkins; Adds David Oyelowo, Matthew Heineman Films”. Deadline.com (2020年8月25日). 2021年6月13日閲覧。
  8. ^ David Oyelowo’s ‘The Water Man’ Scooped Up By RLJE Films And Netflix”. Deadline.com (2021年2月23日). 2021年6月13日閲覧。
  9. ^ THE WATER MAN Official Trailer”. YouTube (2021年4月15日). 2021年6月13日閲覧。
  10. ^ Domestic 2021 Weekend 19/May 7-9, 2021”. Box Office Mojo. 2021年6月13日閲覧。
  11. ^ The Water Man”. Rotten Tomatoes. 2021年6月13日閲覧。
  12. ^ The Water Man (2021)”. Metacritic. 2021年6月13日閲覧。

外部リンク

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