アワモリ君西へ行く
表示
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。 (2018年11月) |
アワモリ君西へ行く | |
---|---|
監督 | 古澤憲吾 |
脚本 | 長瀬喜伴、新井一 |
原作 | 秋好馨 |
製作 | 杉原貞雄、山本紫朗 |
出演者 |
坂本九 ジェリー藤尾 有島一郎 高島忠夫 森山加代子 藤田まこと |
音楽 | 神津善行 |
撮影 | 飯村正 |
製作会社 | 宝塚映画 |
配給 | 東宝 |
公開 | 1961年12月24日 |
上映時間 | 83分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
前作 | アワモリ君乾杯! |
『アワモリ君西へ行く』(アワモリくんにしへゆく)は、1961年12月24日に東宝系で上映された日本映画である[1]。宝塚映画作品。カラー。東宝スコープ。83分。
キャッチコピーは「恋と歌の新天地 なんでもやらかせ俺たちゃ若いぞ[要検証 ]」。
概要
[編集]『アワモリ君』映画化シリーズの第3作にして最終作。そして古澤憲吾監督作品初のカラー作品である。本作ではアワモリの親友・カバ山が大阪の支社に転勤となったことから、アワモリも商売のコツを学ぼうと一緒に大阪へ行き、そこで様々な事が起きるという設定になっている。
本作の最大の特徴は挿入歌が24曲もあるという点で、坂本九やジェリー藤尾らが様々な場面で歌を披露。この古澤映画最大の特徴である「突然ミュージカル」や爆発状などの場面転換シーン、そして「狭い空間をステージに変える」演出は、次々作『ニッポン無責任時代』で完成し、クレージー映画へ受け継がれることになる[独自研究?]。
本作には宝塚映画常連の高島忠夫が、そして関西お笑い界から夢路いとし・喜味こいし、茶川一郎、藤田まことらが出演。劇中では、当時藤田が上方コメディ番組の生コマーシャルで発した台詞「効いてきた!」が使われている。
スタッフ
[編集]出演者
[編集]- アワモリ九:坂本九
- カバ山ダイガク:ジェリー藤尾
- 加代子:森山加代子
- アワモリ一:有島一郎
- カバ山万三:丘寵児
- カバ山よろめき:都家かつ江
- 高山老人(高山繊維会長):左卜全
- 高山幸子(高山会長の孫):浜美枝
- 高田(「轟商事」大阪支社課長):高島忠夫
- チャイナ服の女(芳子):筑波久子
- アワモリのおば(「大浪ホテル」経営者):初音礼子
- 春ちゃん:渡辺トモコ
- 佐伯正子:柳川慶子
- 大場支店長:藤田まこと
- 黒田:茶川一郎
- 「轟商事」社員:夢路いとし(恋塚)、喜味こいし(糸川)
- 社員:石川進、増田多夢、佐野修、上野保夫(ダニー飯田とパラダイス・キング)
- 小柳ルミ:双葉京子
- 舎艦:中北千枝子
- 寮生・田中:鷹取まき子
- 紳士:富士野章介
同時上映
[編集]- 喜劇 駅前弁当 - 坂本九はこの作品にも出演している。本作は1961年12月31日をもって上映を終えたが、この作品は翌1962年1月2日まで上映されており、その間は本作に代わって黒澤明監督作品『椿三十郎』が併映されていた。
参考資料
[編集]- ^ 資料室 |東宝WEB SITE。2019年4月9日閲覧。 アーカイブ 2018年11月13日 - ウェイバックマシン
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- アワモリ君西へ行く - 資料室 |東宝WEB SITE アーカイブ 2018年11月13日 - ウェイバックマシン
- アワモリ君西へ行く - 日本映画データベース
- アワモリ君西へ行く - allcinema
- アワモリ君西へ行く - KINENOTE