アニター・デサイ
表示
アニター・デサイ Anita Desai | |
---|---|
誕生 |
Anita Mazumdar 1937年6月24日(87歳) インド、en:Mussoorie |
職業 | 小説家、教授 |
国籍 | インド |
最終学歴 | en:University of Delhi |
活動期間 | 1963 - 現在 |
子供 | キラン・デサイ |
ウィキポータル 文学 |
アニター・デサイ(Anita Desai, 1937年6月24日 - )またはアニタ・デサイは、インドの小説家である[1]。小説家キラン・デサイは娘。
略歴
[編集]1937年、インド北部のウッタラーカンド州デヘラードゥーン県に生まれた。父親はベンガル出身のインド人、母親はドイツ人[1]。その後イギリスを経て、アメリカに移り住んだ。1983年にガーディアン賞を受賞した。1980年、1984年、1999年、3度ブッカー賞の最終候補者になっている。
1984年に発表した『デリーの詩人』がイスマイル・マーチャント監督により1993年に映画化され、日本では『詩人の贈り物』のタイトルで1994年の京都国際映画祭で上映された[1]。1993年から2002年までマサチューセッツ工科大学教授[1]。
受賞・褒章
[編集]- ガーディアン賞(1983年)(The Village by the Sea(『ぼくの村が消える!』)に対して)
- サヒタヤ・アカデミー賞 (Sahitya Akademi Award) (1978年)[1]
- ニール・ガン賞(1994年)[1]
- アルベルト・モラヴィア賞(1999年)[1]
- パドマ・ブーシャン(2014年)[1]
作品
[編集]- Cry, The Peacock (1963)
- Voices in the City (1965)
- Bye-bye Blackbird (1971)
- The Peacock Garden (1974)
- Where Shall We Go This Summer? (1975)
- Cat on a Houseboat (1976)
- Fire on the Mountain (1977)
- Games at Twilight (1978)
- en:Clear Light of Day (1980)
- en:The Village By The Sea(『ぼくの村が消える!』) (1982)
- In Custody(『デリーの詩人』) (1984)
- Baumgartner's Bombay (1988)
- Journey to Ithaca (1995)
- en:Fasting, Feasting (1999)
- Diamond Dust and Other Stories (2000)
- en:The Zigzag Way (2004)
- The Artist Of Disappearance (2011)
日本語訳された作品
[編集]- 『ぼくの村が消える!』 岡本浜江訳、国土社〈現代の文学〉、1984年、ISBN 4337205020
- 『デリーの詩人』 高橋明訳、めこん〈現代インド文学選集〉、1999年、ISBN 4839601275