柴田翔
表示
文学 |
---|
ポータル |
各国の文学 記事総覧 出版社・文芸雑誌 文学賞 |
作家 |
詩人・小説家 その他作家 |
柴田翔(しばたしょう、男性、1935年(昭和10年)1月19日- )は日本の作家、ドイツ文学者。東京都板橋区常盤台に育つ。武蔵中学校・高等学校を経て東京大学に入学。工学部から文転して独文科を卒業し、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。
1964年に小説『されど われらが日々――』で第51回芥川賞を受賞。以後も小説家としての活動を続ける傍ら、ドイツ文学者としても、東京都立大学、東京大学文学部で教鞭をとる。2004年現在共立女子大学文芸学部教授。
妻は作曲家三宅榛名。
著作
小説
- 『されど われらが日々――』文藝春秋,1964
- 『贈る言葉』新潮社,1966
- 『鳥の影』筑摩書房,1971
- 『立ち盡す明日』新潮社,1971
- 『われら戦友たち』文芸春秋, 1973
- 『ノンちゃんの冒険』筑摩書房,1975
- 『中国人の恋人』文芸春秋,1992
- 『突然にシーリアス』筑摩書房,1992
エッセイ
- 『燕のいる風景』筑摩書房,1979
- 『犬は空を飛ぶか』筑摩書房,1976
ドイツ文学
- 『内面世界に映る歴史:ゲーテ時代ドイツ文学史論』筑摩書房,1986 ISBN 4480835814
- 『ゲーテ「ファウスト」を読む』岩波書店,1985 ISBN 4000048813
- 『「ファウスト第I部」を読む』白水社, 1997 ISBN 4560004714
- 『「ファウスト第II部を読む』白水社, 1998 ISBN 4560004749
翻訳
- ゲーテ:『ファウスト』講談社,1999 ISBN 4062097737
- ゲーテ:『親和力』講談社,1997 ISBN 4061975935