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2016年10月9日 (日) 12:14時点における版
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関屋 貞三郎 せきや ていざぶろう | |
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関屋 貞三郎 | |
生年月日 | 1875年5月4日 |
出生地 | 栃木県 |
没年月日 | 1950年6月10日(75歳没) |
出身校 | 東京帝国大学法科大学 |
親族 | 木内孝胤(曾孫) |
在任期間 | 1919年8月20日 - 1921年3月9日 |
関屋 貞三郎(せきや ていざぶろう、1875年(明治8年)5月4日 - 1950年(昭和25年)6月10日)は、日本の官僚。宮内次官、貴族院議員、枢密顧問官等を歴任した。栃木県出身。
年譜
- 1899年(明治32年)7月10日東京帝国大学法科大学卒業。7月15日内務属、地方課勤務。11月20日文官高等試験合格。
- 1900年(明治33年)5月26日台湾総督府参事官。
- 1902年(明治35年)1月10日兼大蔵省参事官。12月24日叙従六位。
- 1903年(明治36年)7月29日兼内務大臣秘書官。8月26日免兼大蔵省参事官。
- 1904年(明治37年)2月25日免兼官、兼台湾総督秘書官。
- 1905年(明治38年)5月19日兼関東州民政署事務官。5月30日叙正六位。7月31日関東州民政署事務官兼台湾総督府参事官。
- 1906年(明治39年)9月1日関東都督府事務官兼関東都督府民政署長。
- 1907年(明治40年)6月10日叙従五位。10月9日佐賀県事務官、内務部長。
- 1908年(明治41年)6月12日鹿児島県事務官、内務部長。
- 1910年(明治43年)10月1日朝鮮総督府学務局長。12月20日叙正五位。
- 1911年(明治44年)6月28日叙勲四等授瑞宝章。
- 1915年(大正4年)9月29日叙勲三等授瑞宝章。
- 1916年(大正5年)3月31日叙従四位。
- 1917年(大正6年)10月8日朝鮮総督府中枢院書記官長兼朝鮮総督府学務局長。
- 1919年(大正8年)8月20日静岡県知事。
- 1921年(大正10年)3月9日宮内次官。4月11日叙正四位。
- 1922年(大正11年)9月28日叙勲二等授瑞宝章。
- 1926年(大正15年)4月15日叙従三位。10月28日叙勲一等授瑞宝章。
- 1931年(昭和6年)5月1日叙正三位。
- 1933年(昭和8年)2月25日依願免本官。2月27日叙従二位。12月5日貴族院議員(勅選、〜昭和21年4月13日)。
- 1935年(昭和10年)2月日本銀行監事。
- 1939年(昭和14年)6月中央協和会理事長。
- 1946年(昭和21年)3月19日枢密顧問官(〜昭和22年5月2日)。
- 1947年(昭和22年)5月2日廃庁により退官。
- 1950年(昭和25年)6月10日死去。
栄典
- 1905年(明治38年)5月30日 - 正六位[1]
- 1906年(明治39年)4月1日 - 勲五等双光旭日章[2]
- 1910年(明治43年)12月20日 - 正五位[3]
- 1930年(昭和5年)12月5日 - 帝都復興記念章[4]
家族・親族
- 関屋家は二本松藩藩医の家系で、関屋敏子は関屋のいとこである[5]。
- 三男・光彦の妻は世界平和アピール七人委員会委員・関屋綾子である。関屋家は明治時代の政治家・森有礼と姻戚関係にあるといえる(綾子は森の孫娘)。
- 長女・淑子は官僚・木内重四郎の長男で外交官の木内良胤に嫁いでいる[6]。関屋家は木内家を通じて三菱財閥の創業者一族・岩崎家と縁続きにあるといえる(重四郎の妻、すなわち良胤の母・磯路は三菱の創業者・岩崎弥太郎の次女[7][8])。維新の党所属の衆議院議員・木内孝胤は木内良胤・淑子夫妻の孫であり貞三郎の曾孫にあたる(孝胤の父・昭胤は良胤・淑子夫妻の長男で貞三郎の孫)。
- 三女は外交官の奈良橋一郎に嫁いでいる[9]。作詞家・映画プロデューサーなどとして知られる奈良橋陽子は一郎の娘であり貞三郎の孫にあたる[10]。
参考文献
- 佐藤朝泰 『門閥 旧華族階層の復権』 立風書房 1987年(昭和62年)4月10日第1刷発行 ISBN 4-651-70032-2
- 『昭和人名事典 第1巻』1987年(昭和62年)10月5日初版発行、日本図書センター、ISBN 4-8205-0693-5
- 神一行 『閨閥 - 新特権階級の系譜』 講談社(講談社文庫) 1993年(平成5年)10月第1刷発行 ISBN 4-06-185562X
脚注
外部リンク
- 関屋貞三郎(国立公文書館 アジア歴史資料センター)
- 枢密院文書・昭和二十一年勅令第百九号第七条ニ依ル調査表(公職追放関係)・関屋貞三郎(国立公文書館 アジア歴史資料センター)
- 関屋貞三郎関係文書(国立国会図書館 憲政資料室)