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「玄武洞ミュージアム」の版間の差分

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{{博物館
[[ファイル:Genbudo Museum in Genbudo Park Toyooka Hyogo.JPG|thumb|250px|玄武洞ミュージアム]]
| 名称 = 玄武洞ミュージアム
'''玄武洞ミュージアム'''(げんぶどうミュージアム)は、[[兵庫県]][[豊岡市]]の[[玄武洞|玄武洞公園]]にある[[石]]([[鉱物]]・[[化石]])と豊岡杞柳細工の[[博物館]]。
| 画像 = 玄武洞ミュージアム外観.jpg
| 画像サイズ = 300px
| 画像説明 = 玄武洞ミュージアム
| 正式名称 = 公益財団法人 玄武洞ミュージアム
| 愛称 =
| 前身 = 玄武洞資料館
| 専門分野 = [[石]]、[[宝石]]、[[鉱物]]、[[化石]]、[[山陰海岸ジオパーク]]、[[玄武洞]]、[[玄武岩]]、[[豊岡杞柳細工]]
| 事業主体 = 公益財団法人 玄武洞ミュージアム
| 管理運営 = 公益財団法人 玄武洞ミュージアム
| 年運営費 =
| 延床面積 =1500m2
| 研究職員 =
| 開館 = [[1972年]]([[昭和]]47年)
| 閉館 =
| 所在地郵便番号 = 668-0801
| 所在地 = [[兵庫県]][[豊岡市]]赤石1362
| 位置 = {{ウィキ座標2段度分秒|35|35|20.3|N|134|48|12.6|E|region:JP}}
| URL = [http://genbudo-museum.jp 玄武洞ミュージアム]
}}
[[File:Genbudo tosen.jpg|thumb|300px|玄武洞渡船から見た船着場と同ミュージアム]]
'''公益財団法人 玄武洞ミュージアム'''(こうえきざいだんほうじん げんぶどうミュージアム)は、[[兵庫県]][[豊岡市]]の[[玄武洞|玄武洞公園]]にある[[石]]と[[豊岡杞柳細工]]の私設[[博物館]]。玄武洞、世界の鉱石、鉱物、化石に関する資料の収集・保管・展示及び関連する調査研究、学習会等の開催等などの事業を実施している。


== 概要 ==
== 概要 ==
[[1972年]](昭和47年)に開館した博物館で、世界中から集めた珍しい石を中心におよそ2500点余り収蔵しているほか、1200年の伝統を持つ国の[[伝統的工芸品]]である[[豊岡杞柳細工]]を展示している。
[[1972年]](昭和47年)に開館した日本一の石の博物館で、'''世界の石の花・華'''を中心に1500点余り収蔵する。主に[[鉱石]]や[[化石]]を中心に3つのコーナーに分けて展示しており、[[アマゾナイト]]や[[孔雀石]]、[[アクアマリン]]などの[[宝石]]を展示する「宝石・貴石コーナー」、[[砂漠のバラ]]や[[菱マンガン鉱]]、[[黄鉄鉱]]などの自然が創りだす鉱石を展示する「奇石・鉱物コーナー」、[[シーラカンス]]や[[カニ]]、[[エビ]]など様々な化石を展示する「化石コーナー」など、いずれも第一級の鉱石である。


玄武洞ミュージアムでは主に[[鉱石]]や[[化石]]を中心に4つのコーナーに分けて展示している。アジアゾウをはじめ、[[山陰海岸国立公園|山陰海岸]]や、[[但馬国|但馬地域]]の5億年の歩み、玄武洞に関する[[岩石]]・資料を展示している「岩石ゾーン」、[[アマゾナイト]]や[[孔雀石]]、[[アクアマリン]]などの[[宝石]]、[[砂漠のバラ]]や[[菱マンガン鉱]]、[[黄鉄鉱]]、[[菱マンガン鉱|インカローズ]]、[[クリソコラ]]、[[オブシディアン]]などの自然が創りだす鉱石や光る石を展示する「鉱物ゾーン」、ティラノサウルス全身骨格、[[シーラカンス]]や[[カニ]]、[[エビ]]など様々な化石を展示する「化石ゾーン」、豊岡杞柳細工の歴史や技術を紹介する杞柳ゾーン」がある。いずれも第一級の鉱石である。
その他、[[玄武岩]]と[[玄武洞]]に関する資料を大画面で紹介する「ダイナミックマルチビジョン」や、紫外線をあてると発光する石([[インカローズ]]、[[クリソコラ]]、[[オブシディアン]]など)をちりばめた「光のトンネル」などを展示。


同館では[[山陰海岸国立公園|山陰海岸]]や、[[但馬|但馬地域]]の5億年の歩み、玄武洞に関する[[岩石]]・資料も展示している。また、同施設では国の伝統的工芸品「豊岡杞柳細工」を展示した「'''豊岡杞柳細工ミュージアム'''」を併設しているほか、1階では豊岡鞄・豊岡杞柳細工をはじめとする地元の特産品や各種土産物の販売行っている。
ショップでは[[豊岡鞄]]や豊岡杞柳細工をはじめとする地元の特産品や各種土産物の販売行っており、レストランでは[[但馬牛]]などの食事を提供している。

体験プログラムでは、化石や宝石の発掘、豊岡杞柳細工のかご編みなどを体験できる。<ref>[https://mizu-navi.jp/media/genbudo-museum/ 渡し船で行く!地球の不思議と歴史が学べる「玄武洞ミュージアム」の人気のヒミツ]</ref>

[[兵庫県博物館協会]]加盟館<ref>[https://www2.hyogo-c.ed.jp/weblog2/museum-ac/?post_type=facility&user_prefix=008 エリア別施設一覧-但馬]兵庫県博物館協会</ref>。[[全国歴史民俗系博物館協議会]]加盟館<ref>[https://rekimin.com/region/kinki/page/5 加盟館一覧-近畿]全国歴史民俗系博物館協議会</ref>。[[全国科学博物館協議会]]加盟館<ref>[https://jcsm.jp/list/membership/ 加盟館リスト]全国科学博物館協議会</ref>。[[博物館法]]に基づく[[兵庫県教育委員会]]登録博物館である<ref>[https://museum.bunka.go.jp/guide/ 登録博物館一覧]文化庁</ref>。


== 沿革 ==
== 沿革 ==
* [[1972年]]昭和47年 - 玄武洞ミュージアム開館
* [[1972年]]昭和47年 - 玄武洞資料館が開館する
* [[1983年]]昭和58年 - 豊岡杞柳細工ミュージアム開設
* [[1983年]]昭和58年 - 豊岡杞柳細工ミュージアム開設する
* [[2018年]](平成30年) - リニューアルオープン<ref>[https://www.sankei.com/article/20171110-TA6H6FCQ65K5ZDUDGP6YVE3XTU/ 新「玄武洞ミュージアム」来年3月開館 恐竜や鉱物…地球の神秘体感 「どこにも負けない博物館に」]</ref>


== 施設概要 ==
== 施設概要 ==
[[ファイル:玄武洞ミュージアムアジアゾウ.jpg|サムネイル|300px|アジアゾウ全身骨格(岩石ゾーン)]]
=== 豊岡杞柳細工ミュージアム(3階) ===
[[ファイル:ティラノサウルス(玄武洞ミュージアム).jpg|サムネイル|300px|ティラノサウルス全身骨格(化石ゾーン)]]
*1200年の伝統を持ち国の伝統的工芸品に指定されている「豊岡杞柳細工」の展示・販売

=== 世界の石の博物館(2階) ===
=== ミュージアム棟 ===
*標本
* 岩石ゾーン(1階)
**宝石・貴石コーナー
** 玄武洞
**奇石・鉱物コーナー
** 玄武岩
**化石コーナー
** 但馬ジオ
*ダイナミックマルチビジョン
** 但馬三山
*光る石のトンネル
** 山陰海岸ジオパーク
*玄武洞と玄武岩
** 地球のキセキ
*但馬5億年の歩み
** 奇石ギャラリー
*山陰海岸の紹介
** 但馬の恵み
=== 土産物・特産品・レストラン(1階) ===
* 杞柳ゾーン(1階)
*玄武洞ミュージアムのチケット販売(中央のカウンター)
** [[豊岡杞柳細工]]
*但馬の特産品・民芸品
** 杞柳細工の変遷
*玄武洞まんじゅう、玄さんもちの製造及び直売
** 編み細工の世界
*玄武洞のお土産コーナー
*柳細工のコーナー
** 杞柳細工の技術
* 鉱物ゾーン(2階)
*豊岡かばんの展示即売
** 鉱物の誕生
*喫茶・レストラン玄武洞
** 鉱物コレクション
*お手洗い
** 鉱物の分類
** おもしろい石
** 光る石
* 化石ゾーン(2階)
** 化石の世界
** 進化の軌跡

=== 店舗棟 ===
* ショップ
** [[豊岡杞柳細工]]
** 但馬の特産品・民芸品
** 玄武洞のお土産
** 豊岡鞄
* 菓子工房
** 玄武洞カステラ、玄さんもち、玄武まんじゅうの製造及び直売
* レストラン&カフェ
* お手洗い


== 利用情報 ==
== 利用情報 ==
*開館時間 9~17
* 開館時間 - 9 - 17 
* 定休日 - 12/31、1/1、他HPに記載
*入館料 大人600円 小人300円


== 所在地 ==
== 交通 ==
* [[西日本旅客鉄道|JR西日本]][[山陰本線]] [[城崎温泉駅]]から[[タクシー]]で約8分
*兵庫県豊岡市赤石1362
* [[西日本旅客鉄道|JR西日本]][[山陰本線]] [[豊岡駅 (兵庫県)|豊岡駅]]から[[タクシー]]、または市営バス「[[イナカー]]」赤石行きで約15分、終点「赤石」下車、徒歩約15分 ※年度によっては豊岡駅または城崎温泉駅から臨時直通バスが出る時期もあり
* [[円山川]]を挟んで対岸にある[[西日本旅客鉄道|JR西日本]][[山陰本線]] [[玄武洞駅]]から[[渡し船]]で約7分 ※当日事前予約要、ミュージアム定休日は運航なし

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}

=== 出典 ===
{{Reflist}}


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
*[http://www3.ocn.ne.jp/~genbudo/ 玄武洞ミュージアム]
* [http://genbudo-museum.jp 玄武洞ミュージアム]

{{日本の科学館}}

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[[Category:兵庫県の科学館]]
[[Category:豊岡市の博物館]]
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[[Category:1972年開設の博物館]]
[[Category:豊岡市]]
[[Category:公益財団法人 (兵庫県知事認定)]]
[[Category:登録博物館]]

2024年10月26日 (土) 05:09時点における最新版

玄武洞ミュージアム
玄武洞ミュージアム
地図
施設情報
正式名称 公益財団法人 玄武洞ミュージアム
前身 玄武洞資料館
専門分野 宝石鉱物化石山陰海岸ジオパーク玄武洞玄武岩豊岡杞柳細工
事業主体 公益財団法人 玄武洞ミュージアム
管理運営 公益財団法人 玄武洞ミュージアム
延床面積 1500m2
開館 1972年昭和47年)
所在地 668-0801
兵庫県豊岡市赤石1362
位置 北緯35度35分20.3秒 東経134度48分12.6秒 / 北緯35.588972度 東経134.803500度 / 35.588972; 134.803500
外部リンク 玄武洞ミュージアム
プロジェクト:GLAM
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玄武洞渡船から見た船着場と同ミュージアム

公益財団法人 玄武洞ミュージアム(こうえきざいだんほうじん げんぶどうミュージアム)は、兵庫県豊岡市玄武洞公園にある豊岡杞柳細工の私設博物館。玄武洞、世界の鉱石、鉱物、化石に関する資料の収集・保管・展示及び関連する調査研究、学習会等の開催等などの事業を実施している。

概要

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1972年(昭和47年)に開館した博物館で、世界中から集めた珍しい石を中心におよそ2500点余り収蔵しているほか、1200年の伝統を持つ国の伝統的工芸品である豊岡杞柳細工を展示している。

玄武洞ミュージアムでは主に鉱石化石を中心に4つのコーナーに分けて展示している。アジアゾウをはじめ、山陰海岸や、但馬地域の5億年の歩み、玄武洞に関する岩石・資料を展示している「岩石ゾーン」、アマゾナイト孔雀石アクアマリンなどの宝石砂漠のバラ菱マンガン鉱黄鉄鉱インカローズクリソコラオブシディアンなどの自然が創りだす鉱石や光る石を展示する「鉱物ゾーン」、ティラノサウルス全身骨格、シーラカンスカニエビなど様々な化石を展示する「化石ゾーン」、豊岡杞柳細工の歴史や技術を紹介する杞柳ゾーン」がある。いずれも第一級の鉱石である。

ショップでは豊岡鞄や豊岡杞柳細工をはじめとする地元の特産品や各種土産物の販売を行っており、レストランでは但馬牛などの食事を提供している。

体験プログラムでは、化石や宝石の発掘、豊岡杞柳細工のかご編みなどを体験できる。[1]

兵庫県博物館協会加盟館[2]全国歴史民俗系博物館協議会加盟館[3]全国科学博物館協議会加盟館[4]博物館法に基づく兵庫県教育委員会登録博物館である[5]

沿革

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  • 1972年(昭和47年) - 玄武洞資料館が開館する
  • 1983年(昭和58年) - 豊岡杞柳細工ミュージアムを開設する
  • 2018年(平成30年) - リニューアルオープン[6]

施設概要

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アジアゾウ全身骨格(岩石ゾーン)
ティラノサウルス全身骨格(化石ゾーン)

ミュージアム棟

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  • 岩石ゾーン(1階)
    • 玄武洞
    • 玄武岩
    • 但馬ジオ
    • 但馬三山
    • 山陰海岸ジオパーク
    • 地球のキセキ
    • 奇石ギャラリー
    • 但馬の恵み
  • 杞柳ゾーン(1階)
  • 鉱物ゾーン(2階)
    • 鉱物の誕生
    • 鉱物コレクション
    • 鉱物の分類
    • おもしろい石
    • 光る石
  • 化石ゾーン(2階)
    • 化石の世界
    • 進化の軌跡

店舗棟

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  • ショップ
  • 菓子工房
    • 玄武洞カステラ、玄さんもち、玄武まんじゅうの製造及び直売
  • レストラン&カフェ
  • お手洗い

利用情報

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  • 開館時間 - 9 - 17時 
  • 定休日 - 12/31、1/1、他HPに記載

交通

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脚注

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出典

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外部リンク

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