平成元年台風第13号
表示
台風第13号(Mac、マック) | |
---|---|
カテゴリー1の タイフーン (SSHWS) | |
台風第13号 | |
発生期間 |
1989年7月31日 15:00 ~8月8日 3:00 |
寿命 | 7日12時間 |
最低気圧 | 950 hPa |
最大風速 (日気象庁解析) | 40 m/s (80 knot) |
最大風速 (米海軍解析) | 80 knot |
被害総額 | - |
死傷者数 | 死者29名、行方不明者2名、負傷者96名 |
被害地域 | 日本 |
プロジェクト : 気象と気候/災害 |
平成元年台風第13号(へいせいがんねんたいふうだい13ごう、国際名:マック〔Mac〕)は、1989年(平成元年)8月に関東地方に上陸した台風である。一時、大型で強い勢力まで発達した。
概要
1989年は6月から台風の上陸と接近が相次ぎ、7月までに台風6号と11号が九州に上陸し、8月には12号が接近して大雨をもたらしていた。この13号の上陸後も台風の上陸と接近は頻発し、年間上陸数は5つで歴代4位の多さとなった(1989年当時は1位タイ記録であった)。
7月31日15時に南鳥島近海で発生した台風13号は日本の南東海上を北上し、最盛期には強風域の直径が1390km、中心気圧950ヘクトパスカルとなる大型台風となった。台風は8月5日頃から進路を関東方面に変え、8月9日15時頃、千葉県銚子市付近に上陸した。この時の勢力は最盛期よりも衰え、暴風域は保っていたものの大型の勢力ではなくなっていた。台風は関東地方から新潟県を縦断し、8月8日3時に日本海北部で熱帯低気圧に変わった。
被害
- 死者29名、行方不明者2名、負傷者96名。
- 東日本を中心に大雨、土砂崩れなどの災害が発生した。