エスケープ・ルーム2:決勝戦
| エスケープ・ルーム2:決勝戦 | |
|---|---|
| Escape Room: Tournament of Champions | |
| 監督 | アダム・ロビテル |
| 脚本 |
マリア・メルニック ウィル・ホンリー ダニエル・タック オーレン・ウジエル |
| 原案 |
クリスティーン・ラヴァフ フリッツ・ブーム |
| 原作 |
キャラクター創造 ブラギ・シャット |
| 製作 | ニール・H・モリッツ |
| 製作総指揮 |
アダム・ロビテル カリナ・ラハルジャ フィリップ・ウェイリー |
| 出演者 |
テイラー・ラッセル ローガン・ミラー デボラ・アン・ウォール トーマス・コッケレル |
| 音楽 |
ブライアン・タイラー ジョン・ケアリー |
| 撮影 | マーク・スパイサー |
| 編集 |
スティーヴ・ミルコヴィッチ ピーター・パヴ |
| 製作会社 |
コロンビア ピクチャーズ オリジナル・フィルム |
| 配給 |
 ソニー・ピクチャーズ・リリーシング ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
| 公開 |
2021年7月16日 2022年9月7日（配信） |
| 製作国 |
アメリカ合衆国 |
| 言語 | 英語 |
| 前作 | エスケープ・ルーム |
『エスケープ・ルーム2:決勝戦』（原題:Escape Room: Tournament of Champions）は2021年に公開されたアメリカ合衆国のホラー映画である。監督はアダム・ロビテル、主演はテイラー・ラッセルが務めた。本作は2019年に公開された映画『エスケープ・ルーム』の続編である。
概略
前作での出来事の後、ゾーイとベンはエスケープ・ルームを仕掛けた企業、ミノス社を打倒すべく行動を開始した。ところが、2人はその過程で再びトラップだらけの部屋に閉じ込められてしまう。不可解なことに、その部屋にはかつてエスケープ・ルームから生還した人々（レイチェル、ブリアナ、ネイサン、テオ）が勢ぞろいしていた。ミノスの目的が分からないまま、ゾーイたちは生き残るために必死で知恵を絞っていくが、その果てにたどり着いたのは何とも悲しく、恐ろしい真実であった。
キャスト
※括弧内は日本語吹替。
- ゾーイ・デイヴィス：テイラー・ラッセル（花澤香菜）
- ベン・ミラー：ローガン・ミラー（浪川大輔）
- アマンダ・ハーパー：デボラ・アン・ウォール
- ネイサン：トーマス・コッケレル（諏訪部順一）
- レイチェル・エリス：ホランド・ローデン（種市桃子）
- ブリアナ・コリアー：インディア・ムーア（きそひろこ）
- テオ：カリート・オリベロ（武内駿輔）
- クレア：イザベル・ファーマン（日笠陽子）
- ヘンリー：ジェームズ・フレイン（谷昌樹）
回想シーンのみの出演
- ジェイソン・ウォーカー：ジェイ・エリス
- マイク・ノーラン：タイラー・ラビーン
- ダニー・カーン：ニック・ドダニ
- ゲームマスター：ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン
製作・音楽
2019年2月25日、『エスケープ・ルーム』の続編が製作されることになり、アダム・ロビテル監督が続投すると報じられた[1]。10月3日、テイラー・ラッセルとローガン・ミラーの続投、イザベル・ファーマンの起用が決まったとの報道があったが[2]、ファーマンは結局出演しなかった。10月18日、残りの主要キャストが発表された[3]。
2021年5月4日、ブライアン・タイラーとジョン・ケアリーが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[4]。7月16日、ソニー・クラシカルが本作のサウンドトラックを発売した[5]。
公開・マーケティング
当初、本作は2020年4月17日に全米公開される予定だったが[6]、後に公開日は同年12月30日→2021年1月1日→2022年1月7日→2021年7月16日と変更されていった[7][8][9][10]。
2021年5月24日、本作の劇中写真が初めて公開されると共に、本作の正式なタイトルが『Escape Room: Tournament of Champions』であると発表された[11]。26日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[12]。
日本では劇場公開されず、2022年9月7日に配信される予定となっている[13]。
評価
本作に対する批評家の評価は平凡なものに留まっている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには50件のレビューがあり、批評家支持率は42%、平均点は10点満点で5.3点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『エスケープ・ルーム2:決勝戦』は前作の続編を待望していたファンには喜ばれるかもしれない。しかし、前作以上にゲームのルールが複雑となり、面白さも減じてしまった。」となっている[14]。また、Metacriticには14件のレビューがあり、加重平均値は47/100となっている[15]。なお、本作のCinemaScoreは前作同様Bであった[16]。
出典
- ^ Anthony D'Alessandro (2019年2月25日). “‘Escape Room 2’ Construction Underway At Sony For 2020 Bow – Update” (英語). Deadline 2021年7月17日閲覧。
- ^ “Exclusive: Isabelle Fuhrman Joins Taylor Russell, Logan Miller in 'Escape Room 2'”. Collider (2019年10月3日). 2021年7月18日閲覧。
- ^ “‘Escape Room 2’: Sony Sets Lead Cast For Sequel”. Deadline.com (2019年10月18日). 2021年7月18日閲覧。
- ^ “Brian Tyler & John Carey to Return for Adam Robitel’s ‘Escape Room 2’”. Film Music Reporter (2021年5月4日). 2021年7月18日閲覧。
- ^ “‘Escape Room: Tournament of Champions’ Soundtrack Album Details”. Film Music Reporter (2021年7月15日). 2021年7月18日閲覧。
- ^ “‘Escape Room 2’ Construction Underway At Sony For 2020 Bow – Update”. Deadline.com (2019年2月25日). 2021年7月18日閲覧。
- ^ “Adam Robitel’s ‘Escape Room 2’ Will Now Release in December 2020”. Bloody Disgusting (2020年2月28日). 2021年7月18日閲覧。
- ^ “Sony Gives New Release Dates to ‘Escape Room 2’ and ‘Hotel Transylvania 4’”. Bloody Disgusting (2020年4月24日). 2021年7月18日閲覧。
- ^ “Adam Robitel’s ‘Escape Room 2’ Moves All the Way to January 2022”. Bloody Disgusting (2021年1月25日). 2021年7月18日閲覧。
- ^ “‘Escape Room 2’ Moves from January 2022 to Summer 2021”. Bloody Disgusting (2021年4月26日). 2021年7月18日閲覧。
- ^ “‘Escape Room’ Sequel Brings All the Winners Together In a ‘Tournament of Champions’!”. Bloody Disgusting (2021年5月24日). 2021年7月18日閲覧。
- ^ “ESCAPE ROOM: TOURNAMENT OF CHAMPIONS - Official Trailer (HD) Now Playing In Theaters”. YouTube (2021年5月26日). 2021年7月18日閲覧。
- ^ “エスケープ・ルーム２：決勝戦 (エクステンデッド・エディション) | ソニー・ピクチャーズ公式”. www.sonypictures.jp. ソニー・ピクチャーズ. 2022年8月9日閲覧。
- ^ “Escape Room: Tournament of Champions”. Rotten Tomatoes. 2021年7月18日閲覧。
- ^ “Escape Room: Tournament of Champions (2021)”. Metacritic. 2021年7月18日閲覧。
- ^ “‘Space Jam: A New Legacy’ Steals Ball Away From ‘Black Widow’ With $32M Opening, Best For Family Pic During Pandemic”. Deadline.com (2021年7月17日). 2021年7月18日閲覧。