新町 (青梅市)
東京都青梅市の地名
新町(しんまち)は、東京都青梅市に存在する地名である。現行行政地名は新町一丁目から新町九丁目。郵便番号は198-0024[3]。
新町 | |
---|---|
青梅新町の大井戸 | |
北緯35度47分17.62秒 東経139度18分59.05秒 / 北緯35.7882278度 東経139.3164028度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京都 |
市町村 | 青梅市 |
面積 | |
• 合計 | 3.66 km2 |
人口 | |
• 合計 | 19,479人 |
• 密度 | 5,300人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
198-0024[3] |
市外局番 | 0428[4] |
ナンバープレート | 八王子 |
概要
編集青梅市の東端にある。東は瑞穂町と埼玉県入間市、南は羽村市と隣接している。かつては林や田畑が占めていたが、現在はほとんどが住宅地である。青梅街道が当地を東西に貫いており、青梅街道を中心に商業施設が並んでいる。北東は三ッ原工業団地に接しており、工場などが立地している。
地理
編集青梅市立泉中学校付近が関東平野の西端になっている。青梅市東部は平野部が多く、開発が容易である。そのため、平成に至るまでに多数の地域で都市計画が施された。
地価
編集住宅地の地価は、2017年(平成29年)の公示地価によれば、新町5丁目37番24 の地点で14万7000円/m2となっている[5]。
歴史
編集「霞村の歴史」を参照。
- 江戸時代初期 - 師岡村の名主、吉野織部之助により、1611年(慶長16年)から1616年(元和2年)にかけて新町一帯の開拓が行われた[6]。
- 1873年(明治6年) - 新町村誕生[6]。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、新町村他11村と合併し、神奈川県西多摩郡霞村が成立[6]。
- 1893年(明治26年)4月1日 - 西多摩郡が南多摩郡、北多摩郡とともに東京府へ編入する。
- 1943年(昭和18年)7月1日 - 東京都制施行。
- 1951年(昭和26年) - 青梅町、調布村と合併し、青梅市誕生。霞村は消滅。大字新町は霞地区(1976年以降は新町地区)[7]に属する。
- 1966年(昭和41年)に都市区画整理事業(西東京工業団地)が完成。4月[8]、新町の一部と羽村町からの境界変更編入地に末広町一丁目、二丁目が設定された[6]。
- 1972年(昭和47年)6月 - 「霞台土地区画整理事業」に伴い、新町の一部が整理される[9]。
- 1973年(昭和48年) - 青梅市立新町小学校開校。
- 1975年(昭和50年) - 青梅市立霞台小学校開校。
- 1976年(昭和51年) - 「新町地区土地区画整理事業」開始[10]。対象は大字新町・野上・河辺・羽(大字大門・今寺・藤橋・今井は「三ツ原土地区画整理事業」以後に対象となる)[11]。
- 1978年(昭和53年) - 青梅市立若草小学校・青梅市立泉中学校開校。
- 1979年(昭和54年)4月 - 「三ツ原土地区画整理事業」に伴い、新町の一部が整理される(一部は大門、今寺、藤橋に編入される)[12]。
- 1991年(平成3年) - 青梅新町の大井戸採掘調査開始。
- 1998年(平成10年) - 1月「新町地区土地区画整理事業」完成、新町地区に新しく町丁名が設けられ、新町1~9丁目が誕生した(一部は河辺町に編入される)[10]。3月青梅新町の大井戸採掘完了・整備開始、5月一般公開。
- 2003年(平成15年) - 首都圏中央連絡自動車道 青梅IC〜日の出IC 開通。
世帯数と人口
編集2018年(平成30年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
新町一丁目 | 1,196世帯 | 2,733人 |
新町二丁目 | 832世帯 | 1,831人 |
新町三丁目 | 1,532世帯 | 3,180人 |
新町四丁目 | 722世帯 | 1,609人 |
新町五丁目 | 1,248世帯 | 2,997人 |
新町六丁目 | 99世帯 | 249人 |
新町七丁目 | 1,250世帯 | 2,999人 |
新町八丁目 | 541世帯 | 1,300人 |
新町九丁目 | 1,324世帯 | 2,581人 |
計 | 8,744世帯 | 19,479人 |
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[13]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
新町一丁目 | 1〜20番地 | 青梅市立若草小学校 | 青梅市立泉中学校 |
その他 | 青梅市立霞台小学校 | ||
新町二丁目 | 17〜40番地 | ||
その他 | 青梅市立若草小学校 | ||
新町三丁目 | 全域 | ||
新町四丁目 | 全域 | 青梅市立新町小学校 | 青梅市立新町中学校 |
新町五丁目 | 全域 | ||
新町六丁目 | 全域 | ||
新町七丁目 | 全域 | ||
新町八丁目 | 全域 | ||
新町九丁目 | 全域 |
市・都の施設
編集青梅市
編集東京都
編集公園
編集- 新町中原公園
- 大山公園
- 西間原公園
- 大井戸公園
- 富士塚公園
- 平松緑地
- 新町南公園
- 桜株公園
- 南植木外公園
- 植木内公園
- 蔵屋敷公園
- 新田山公園
- 伝馬街道緑地
- 新町中原緑地
- 桜株広場
- 新町中原南公園
経済
編集- 西東京農業協同組合新町支店
商業施設
編集量販店
編集- カインズホーム 青梅インター店
- ベイシア 青梅インター店
- ノジマ 青梅インター店
- しまむら 青梅新町店
- オザム 新町店、ラーレ青梅新町店、バリュー新町店
- ダイソー 新町店、おうめ新町9丁目店
- PCデポ 青梅店
- パシオス 青梅店
- ヤサカ 家具本店、青梅新町店
- ウエルシア 青梅新町店
- コープみらい 青梅新町店
- 洋服の青山 青梅新町店
- ゲオ 青梅新町店
- タイヤ館 青梅
- Fuji 青梅
- ビッグウッド 青梅店
- ホンダカーズ東京西 青梅新町店
- あさひ 青梅店
- アベイル 青梅店
- オフハウス 青梅新町店
- スズキアリーナ 青梅
- セリア 青梅インター店
飲食業
編集- マクドナルド 青梅新町店
- 吉野家 青梅新町店
- ジョイフル 青梅店
- すたみな太郎 青梅インター店
- 久兵衛屋 青梅新町店
- すき家 青梅新町店
- 山田うどん 青梅新町店
- 丸亀製麺 青梅新町店
- フォルクス 青梅新町店
- くら寿司 青梅新町店
- かっぱ寿司 青梅新町店
- スターバックスコーヒー カインズホーム青梅店
- ケンタッキー・フライドチキン カインズホーム青梅インター店
工業施設
編集エネルギー関連
編集- 東京電力青梅変電所
その他
編集主な医療機関
編集- 新町クリニック
学校教育
編集認定こども園
編集- 青梅エンゼル保育園
- ねむのき幼稚園
保育園
編集- 新町保育園
- 新町東保育園
- 新町西保育園
- にこ森保育園
- あゆみ保育園
小学校
編集中学校
編集学童保育施設
編集交通
編集鉄道
編集駅は隣接する羽村市小作台にある。小作駅駅東交差点は同町5丁目にあり、市境にあることがわかる。
バス
編集道路
編集史跡
編集社寺
編集神社
編集- 新町御嶽神社
寺院
編集- 東禅寺
- 無量寺
関連項目
編集脚注
編集- ^ “平成27年国勢調査 東京都区市町村町丁別報告”. 東京都 (2018年4月27日). 2021年7月23日閲覧。
- ^ a b “市の統計 - 世帯数と人口”. 青梅市 (2018年1月10日). 2018年1月11日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月11日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月11日閲覧。
- ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
- ^ a b c d 第九支会を構成する新町・末広町地区の概況と歴史を紹介します(前半) - 青梅市自治会連合会HP
- ^ 『青梅市30年のあゆみ』 資料編:人口
- ^ 『増補改訂 青梅市史 下巻』p.1192
- ^ 『増補改訂 青梅市史 下巻』pp.433,436,1197
- ^ a b 第九支会を構成する新町・末広町地区の概況と歴史を紹介します(後半) - 青梅市自治会連合会HP
- ^ 『ゼンリンの住宅地図 青梅市』1987年・刊
- ^ 『増補改訂 青梅市史 下巻』pp.437,1203
- ^ “青梅市立小・中学校通学区域図”. 青梅市 (2014年4月8日). 2018年1月11日閲覧。
- ^ 青梅市消防団の組織 - 青梅市HP
- ^ a b c 青梅市公共施設白書
参考文献
編集- 青梅市史編さん委員会『増補改訂 青梅市史 下巻』1995年10月20日。
- 青梅市役所『青梅市30年のあゆみ』1981年11月。
- 株式会社ゼンリン『ゼンリンの住宅地図 青梅市』1987年5月。