孝子峠
孝子峠(きょうしとうげ)は、大阪府泉南郡岬町と和歌山県和歌山市の府県境にある峠である。標高100m。
概要
編集孝子峠は、和泉国と紀伊国を結ぶ孝子越街道の途中にある。南海本線が平行して通っており、交通の要衝となっている(南海本線は孝子トンネルにより府県境を越える)。
街道を継承する道路は長らく国道26号に指定されていたが、東方の平井峠(和歌山岬トンネル)を経由する第二阪和国道の全線開通に伴って2017年4月1日に指定が外れ、和歌山県道・大阪府道752号和歌山阪南線へ移管された。
和歌山阪南線は2車線となっており、歩道は設けられておらず路側帯も狭いため、交通事故が多発しており2005年には38件の救急搬送が報告されている[1]。勾配は緩やかであるため自転車で峠越えをする姿も見られる。
脚注
編集- ^ 平成18年第2回岬町議会定例会議事録