長崎トンネルのソースを表示

'''長崎トンネル'''
#[[長崎自動車道]]の[[長崎インターチェンジ|長崎IC]] - [[長崎芒塚インターチェンジ|長崎芒塚IC]]間にある[[トンネル]]。
#[[長崎本線]]の[[現川駅]] - [[浦上駅]]間にあるトンネル。
==長崎トンネル (長崎自動車道)==
'''長崎トンネル'''（ながさきトンネル）は、[[長崎県]][[長崎市]]の[[長崎自動車道]]にある[[トンネル]]。
=== 概要 ===
*上り線（諫早・鳥栖・福岡・大分・熊本方面）長さ：2,566 m
*下り線（長崎方面）長さ：2,641 m

※開通当初は[[暫定2車線]]による供用であった。

=== 歴史 ===
*[[2004年]][[3月27日]]
:[[長崎インターチェンジ|長崎IC]]～[[長崎多良見インターチェンジ|長崎多良見IC]]間開通と共に[[暫定2車線]]で供用開始。
*[[2022年]][[3月17日]]
:長崎IC〜[[長崎芒塚インターチェンジ|長崎芒塚IC]]間4車線化。
=== 追記事項 ===
*長崎IC方面へ向かう場合はトンネルの出口直後で[[料金所]]が設置されているため注意が必要である。なお、長崎IC～長崎芒塚IC間は最高速度が80km/h（4車線化前は70km/h）に規制されている。

==長崎トンネル (JR長崎本線)==
[[File:JR Nagasaki Tunnel.jpg|thumb|長崎側坑口]]
[[File:Nagasaki Tunnel From Utsutsugawa.JPG|thumb|諫早側坑口]]
'''長崎トンネル'''（ながさきトンネル）は、[[九州旅客鉄道|JR九州]][[長崎本線]]（市布経由）の[[現川駅]] - [[浦上駅]]の間にある全長6,173mのトンネル。長崎本線にあるトンネルの中では最も長く、九州にある在来線のトンネルの中でも最も長い（新幹線には[[新関門トンネル]]など、このトンネルより長いものが存在する）。

全線単線であるが、建設当時運行されていた[[特別急行列車|特急]]「[[かもめ (列車)|かもめ]]」や、[[快速列車|快速]][[シーサイドライナー (列車)|シーサイドライナー]]など多くの列車が通るため、トンネル内（現川駅から約3.7kmの地点）に[[肥前三川信号場]]が設けられている。また、各坑口には、'''「長崎隧道」'''と書かれたプレートが張られているほか、長崎側の坑口付近ではこのトンネルは住宅地の地下を通っている。

現川駅を出るとすぐにこのトンネルに入る。右カーブののち長い直線区間に入る。しばらくすると、トンネル坑が広くなり、蛍光灯が多数見える区間があるが、そこが肥前三川信号場である。肥前三川信号場を過ぎて少しすると出口まで左カーブが続く。現川から浦上側出口までほとんど下り坂になっている。トンネルを出ると短い上り坂を上って長与経由の線路と合流し、浦上駅手前まで単線並列区間となる。

=== 歴史 ===
[[日本鉄道建設公団]]により主要幹線（C線）'''浦上線'''（'''うらかみせん'''）<ref>[[根岸線]]や[[石勝線]]、[[伊勢鉄道伊勢線|伊勢線]]、[[愛知環状鉄道線|岡多線]]、[[瀬戸線]]などと同ランク</ref>として建設され、[[1972年]][[10月2日]]に長崎本線[[市布駅|市布]]経由ルートとともに開通。それまでの長崎本線は[[長与駅|長与]]経由のルートのみの存在で時間がかなり掛かっていたが、当トンネルを含む市布経由のルートの開通により距離が6km程度短絡され、諫早 - 長崎間の所要時間が特急「かもめ」で約18分と大幅な時間短縮となった。当初は[[非電化]]だったが、[[1976年]][[6月6日]]に交流20,000Vで電化されている。

[[2019年]]（[[令和]]元年）[[7月11日]]、[[西九州新幹線]]の建設に伴う渇水対策で、事業主体の[[鉄道建設・運輸施設整備支援機構]]が発注したボーリング調査の掘削機が、浦上駅側から約2キロメートルの地点で長崎トンネルを貫通して、走行中の[[かもめ (列車)|かもめ]]16号と接触する事故を起こした。負傷者はなかったが、事故車両の調査や復旧工事のために5時間半にわたって列車の運行を見合わせた<ref>{{Cite web|和書| url = https://www.nishinippon.co.jp/item/n/526434/ | title = 掘削機が特急と接触 長崎トンネルの天井突き破る けが人なし | publisher = 西日本新聞 | date = 2019-07-12 | accessdate = 2019-07-15}}</ref>。

西九州新幹線の開業に伴い、[[2022年]]（令和4年）[[9月23日]]から46年ぶりに[[非電化]]区間となった。

== 関連項目 ==
*[[長崎街道]]
*[[長崎自動車道]]
*[[俵坂トンネル]]
*[[西日本高速道路]]

==脚注==
<references />

== 外部リンク ==  
*[https://www.w-nexco.co.jp/ 西日本高速道路株式会社]  
*[https://corp.w-nexco.co.jp/corporate/branch/kyushu/ 西日本高速道路株式会社九州支社]  
*[http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/ 長崎市ホームページ]  
  
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[[Category:九州地方の道路トンネル]]  
[[Category:九州地方のトンネル]] 
[[Category:日本の鉄道トンネル]]  
[[Category:九州旅客鉄道|隧なかさき]]  
[[Category:長崎市の交通]]
[[Category:1972年の鉄道]]
[[Category:長崎市の建築物]]
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