ここ最近、互換バッテリーによる発火事故による危険性やネット販売のトラブルが大きく取り沙汰され、互換バッテリーは危険な製品として広く認知されるようになりました。 ここ最近の事故例から「互換バッテリーは危険!」のような共通認識が広まるのは喜ばしい限りですが、実は、電動工具の互換バッテリーはリチウムイオンバッテリー対応の電動工具の展開が始まってから長らく販売が続いている社外アクセサリー製品の一つです。 危険性の高い製品が古くから販売されているのであれば、もっと以前からその危険性について話題になっていても良いと思いますが、その危険性が認知されるようになったのはこの数年の間です。 なぜ、この数年の間に互換バッテリーの危険性が認知されるようになったのでしょうか。 ここで1つ興味深いデータがあります。互換バッテリーの製品事故のデータは、製品評価技術基盤機構(以下nite)が年度別の事故発生件数を公開して