コッホ氏は2021年、チュクチ自治管区にあるウランゲリ島でシロクマの姿を捉える撮影の旅に出た。ウランゲリはユネスコ世界自然遺産に登録されている島で、シロクマの繁殖地として知られている。
千葉県佐倉市を走る鉄道の線路沿いにあるコンクリートの斜面に、近くから逃げ出してきたメスの子やぎが住み着いて、1か月半ほどたっても捕獲できない状況が続き、飼い主が頭を悩ませています。 飼い主の63歳の男性は、ペットショップで購入した生後3か月のメスの子やぎを、水田が広がる場所に設けた高さおよそ1mほどの柵の中で、5月上旬から飼育していましたが、2週間ほどで逃げ出したということです。 子やぎはいつの間にか800mほど離れた斜面に移動して住み着いたということで、コンクリートの飛び出た部分に足をかけて歩きながら、落ち着いた様子で近くに生えている草を食べています。 雨の中、斜面で時折、足を滑らせることもありますが、これまで列車との接触事故が起きたことはなく、通行人から連絡を受けた警察や消防が捕獲しようとしても逃げ続けているということです。 京成電鉄は「やぎが線路上に落ちてくる可能性は否定できないが、
ある暇な土曜日、ふと「獣医とは何か」について哲学的に考えてみた。 獣医とは何か。とても難しい問いである。傷病の動物を治す人、公共衛生を守る人、動物と人との間に入って架け橋となる人、研究者、科学者・・・どれも正しい。どれも正しいのではあるが、どうであろうか、何とも曖昧というか、範囲が広すぎるのである。 獣医の範囲とは何か。問題を考えているうちにまたも難しい問題にぶつかってしまった。獣医という職業の内容は多岐に渡るが、その対象となる動物の範囲もまた非常に多岐に渡る。一般の感覚だとイヌやネコ等の愛玩動物が主体となるであろうが、その実は畜産動物は勿論の事、各種エキゾチックペット、様々な野生動物、海獣、魚類、挙句の果てには畜産業の一環として蜂についてまで大学で学ぶほどである。 駄目である。 深く考えていては貴重な週末も無駄に脳細胞を焼き殺して終わってしまう。 そう、単純化すれば良いのだ。 つまり獣医
カバのスイカまるごとタイム 7月下旬にツイッターで紹介されたカバの動画。「カバのスイカまるごとタイム Hippo's wateASMR」というタイトルで、YouTubeに投稿されているものです。 動画は「まずこちらのモモからスイカをあげまーす」と飼育員が話している場面から始まります。 大きく口を開けて待っているモモ。スイカが放り込まれると口を閉じて、ムシャムシャとかみ砕きます。勢いよく割れるスイカに、口元からあふれる汁。 「傷心してましたが元気が出ました」「見終わったら自然と笑ってた」といったコメントが寄せられているこの動画。実は5年前の夏に公開されたもので、視聴回数は8000万回を超えています。
2019年4月25日付で、ニューヨークタイムス紙がオーストラリアのノネコ200万匹駆除問題に関する記事を投稿し、これが数日後には日本語に訳され日本のニュースサイトに投稿、一部のノネコ問題に関心のあるユーザーの間で話題になってます。 ニューヨークタイムス紙のほうは流石大手といった感じにしっかりと問題点の細かい解説等を書いてあり視点の偏りが少ない良記事でしたが、いかんせん日本語訳の記事が意訳も多く誤解と不鮮明さを多く残す内容であり、他にこの問題に関する日本語記事が多くないため(実際は自分自身が2015年に別ブログで書いてたりしますが)、今回また新たに、現状の豪州におけるノネコ問題に関する動きをまとめます。 色々と感情面で賛否両論の起きやすい問題ですので、一科学者の端くれとして、事実には出来うる限り信頼性の高いソース(参考文献)も記載します。もし事実が虚構か疑問に思った場合はそちらの文献も参考に
人類は習慣や伝統を何世代にもわたって伝えることで、地域に密着した文化を形成する特徴を持っています。ロンドン大学クイーン・メアリーの心理学者であるロバート・ラクラン氏らの研究チームによると、ヌマウタスズメにも人間と同様の傾向があり、ヌマウタスズメのさえずりは何百年にもわたって伝承されていることが明らかになっています。 Cultural confity generates extremely stable traditions in bird song | Nature Communications https://www.nature.com/artitions Too | Duke Today https://today.duke.edu/2018/06/birds-have-t
オーストラリアのバンバリーにあるストラサムビーチで発見されたイルカのギリガン。口からはタコの触手が出ている。(PHOTOGRAPH BY JOHN SYMONS, MARINE MAMMAL SCIENCE) 「一度に食べきれる分だけ口に入れなさい」とイルカのギリガンに教えてくれる人はいなかったようだ。 タコを飲み込んで窒息死したオスのミナミハンドウイルカが初めて確認され、解剖結果が学術誌「Marine Mammal Science」に掲載されている。(参考記事:「動物大図鑑 ハンドウイルカ」) このイルカは「非常に食いしん坊で、タコをまるごと飲み込んでやる、と思っていたようです」。オーストラリア、パースにあるマードック大学の病理学者ナヒード・スティーブンス氏はそう話す。 パースから2時間ほど南下したバンバリーの海岸で発見されたオスのイルカが、解剖のためにスティーブンス氏の研究室に運び込ま
<サルとシカの交尾はパートナー探しに困窮した結果なのか、はたまた「文化的に維持される現象」の始まりか...> 日本のサルに何やら奇妙な行動がみられる。 12月11日、カナダ・レスブリッジ大学の研究者が大阪府箕面に生息するニホンザル(以下、サル)に関する興味深いデータを発表した。タイトルは「ニホンザルからシカへの異質性的行動の定量的研究」。メスザルがシカ相手に性的目的で近づき、実際の交尾はしていないものの性的行為に及んでいるというのだ。 実は「サルとシカの交尾」は今年1月に権威のある霊長類専門学術誌プリマーテスで、鹿児島屋久島のケースが報告されている。このときはオスザルがメスジカと交尾しようとする場面が捉えられたが、サルが性的な動機で行動しているかどうか曖昧だった。 性的な目的でシカを追いかけていた 最新の調査結果は、メスザルにとって性的刺激や交尾などの性的な目的を持つ行為であることを示唆す
「有害動物・ヌートリア(写真)を麻痺させ、肛門を縫合したあと、放せばいい。排便のできない激しいストレスのため、生息地で、子供のヌートリアを始め、同種をかみ殺すカニバリズム(Cannibalism)を利用すれば、絶滅に導くことができる」 このような、有害動物撲滅法は、動物虐待なのか、それとも、毒物を使わない環境にやさしい撲滅法なのか。 1年中、植物の根っこを食べつくし、09年、環境部が生態破壊動物に指定したヌートリアが、洛東江(ナクドンガン)周辺から南漢江(ナムハンガン)に生息地を拡大したことが伝わった後、このような撲滅法が示された。ソウル大公園動物研究室長を務めたことのあるソウル大学免疫医学研究所のヨン・ファンユル責任研究員は先月25日、とあるメディアにこのような内容の投稿文を掲載した。 しかし、動物自由連帯は、ホームページに声明を出し、「明白な動物虐待行為だ」と反発した。生態環境保護のた
動画のホッキョクグマが餓死寸前である理由を確実に知る方法はありません。そのことを明確にするために、動画の説明文を変更しました。これまでの説明文では、動画の冒頭に「これぞまさに気候変動の姿だ」としていましたが、気候変動とこの特定のクマとの関連性を断定するような行き過ぎた表現でした。また、撮影地も明確にしました。(2018.6.15) 夏の終わり、写真家ポール・ニックレン氏と環境保護団体「シーレガシー」の映像製作者らは、カナダ北東部のサマーセット島(バフィン島の近く)で胸が張り裂けるような光景に遭遇した。飢えて死に向かいつつあるホッキョクグマに出会ったのだ。 ニックレン氏にとって、クマはなじみ深い存在だ。カナダの北極圏で育ち、生物学者を経て野生動物の写真家に転身した同氏は、これまで3000頭を超す野生のクマを見てきた。しかし、12月に彼がソーシャルメディアに投稿した、やせ衰えたホッキョクグマの
A celebrity penguin, which made international headlines after fJapanese zoo, has died at the age of 21. Tobu Zoo in Japan's central Saitama prefecture announced Grape's death through its Twitter account, saying that the cause of death was unknown. But according to NewsWalker, he would have been around 80-years-old in "human years". Grape the Humbold
クマ牧場では、発情期が始まる5月頃からボスの座を巡る争いが始まります。成獣のオス群れではボス争いに関わる威嚇(いかく)・攻撃行動やマーキング行動が見られます。クマのグループ毎による勢力争いもあり、集団で力を誇示するクマや、弱い個体に対しての攻撃をせず、いつもまわりには若い個体がつくボスなど、人間社会さながらの勢力図が展開されます。 ボスグマの特徴としては、牧場内の巡回行動や仲間同士のけんか仲裁が挙げられます。強いだけではなく、「器量」も求められるのも興味深いところです。 ボスの明確な存在があることで牧場内全体でクマの闘争がなくなり、安定化する傾向があります。クマ牧場では、今後もボス候補の成長に期待をしております。 平成23年7月にボスの「不在」を発表してから2年が経過。ボスの行方はどのようになるか注目していたところ、ようやく決定となった。 平成25年からボスを勤める。若く体が小さなうちは元
古代のネコの遺伝子を分析したところ、ぶち模様のネコは中世になるまでは存在しなかったことがわかった。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) イエネコ(家畜化したネコ)の拡散に関する研究の一環として行われたDNA分析から、ネコは人間が家畜化したのではなく、自ら人と暮らす道を選んでいたことが明らかになった。その間、彼らの遺伝子は、野生のヤマネコの遺伝子からほとんど変わることがなく、ささやかな変化のひとつは、かなり最近になってから「ぶち柄」の毛皮が登場したことくらいだった。(参考記事:「動物大図鑑 イエネコ」) 研究者らは、古代ルーマニアのネコの死骸からエジプトのネコのミイラ、現代アフリカのヤマネコに至るまで、過去9000年間に存在した200匹以上のネコのDNA調査を行った。6月19日付けの学術誌「Nature Eco
神戸港で陸揚げされ、尼崎市に運ばれたコンテナから見つかった強い毒を持つ特定外来生物「ヒアリ」が、神戸・ポートアイランドのコンテナヤードでも見つかったことが18日分かった。目視で100匹ほどを確認したという。神戸市は対策本部を設置し、同日正午から対応を話し合う。 【写真】強い毒をもつヒアリ ヒアリは体長2・5~6ミリメートル程度で赤茶色、腹部はやや黒っぽい。攻撃性が高く、強い毒を持ち、指されると体質によっては呼吸困難などを伴う急性アレルギー反応「アナフィラキシーショック」を起こす危険性があるという。 5月20日に中国広州市から神戸港に到着した貨物船コンテナを同26日に尼崎市内で開けたところ、床や壁面で大量のヒアリと卵が見つかった。 神戸市などが6月16日にポートアイランドのコンテナヤードを調べたところ、ヒアリが見つかった。市は緊急駆除を始めた。 市はチラシなどで注意を促し、見つけた場
300種を超える動物を飼育する多摩動物公園(東京都日野市)で、ある動物に注目が集まっている。ライオンやチーターと同じネコ科の「サーバル」だ。アニメ番組のキャラクターになったことで人気に火が付き、解説役で登場した飼育員も話題の人に。静かだったおりの前は一変、にぎわいを見せる。 24日、同園で「サーバルジャンプ」というイベントが開催された。おりの天井からえさの馬肉をつるし、サーバルが、獲物をジャンプして捕る習性を再現して見せる。平日にもかかわらず、70人以上の来園者がぐるりと取り囲む。 この日の主役は、1歳6カ月のオスのアポロ。2・5メートルの高さにあるえさを、軽々と跳んでくわえると、「おお~っ」と声が上がる。徐々にえさの位置を高くして、最後は3メートルをクリア。初めてジャンプを見たという東京都府中市の清水貴幸さん(34)は「助走なしで跳ぶなんてびっくり」と話した。 サーバルはアフリカのサバン
東武動物公園は4月10日、アニメ「けものフレンズ」とのコラボレーション企画を4月22日~6月25日に行うと発表した。アニメのキャラクター26体のパネルを展示するほか、同作のメインキャラ「アライグマ」の声優である小野早稀さんが園内放送を担当する。 「けものフレンズ」は、女の子の姿になった動物たちの冒険を描くコンテンツで、スマートフォン向けのゲームアプリ、テレビアニメなどメディアミックスで展開。17年1月に始まったアニメ版が人気を呼び、新作映像の制作も決まっている。 アニメ内で動物の生態を解説するシーンに、東武動物公園の飼育員が出演したことがきっかけで、今回のコラボが実現したという。「アニメの世界を飛び出し、リアルな動物園に出現するキャラクターのパネルと、モデルになった動物たちに会いに来てください」(同園)としている。
お恥ずかしい話ですが、 松田早苗様のブログで、ピ〇リ守山内に動物園が出来た事を知りました。 この移動動物園の存在はもちろん知っており、大津市内にもこれまで何度も来られていたようですし、姉も、昔二人の息子の幼稚園に来てくれた事があると言っており、 私と主人も、地元の神社内で見学した事あったんです。 でも、今回、大規模なショッピングモール内に出来たと知り、松田様が宣伝番組を見られた感想を拝見し、ネットで調べたら、どうやらライオンが本当にいるらしい・・と知り、 そんなアホな・・・と、さっそく主人と二人で見学して参りました。 結果は 驚愕!!! でした。 ↑ この画像の向こうに人がおられますよね。少し隙間があるんです。 その隙間に2歳~4歳くらいのお子さんが2、3人入り込んでる姿や、手前リオンくんの顔の傍へお子さんがガラスにお顔を張り付けてる光景みたら、怖くて貧血起きそうになりましたよ、ほんとに。
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