浮き彫りになった個別最適での非効率なシステム構造 アソビューは、創業からこれまで、不確実なビジネス環境の中で都度変化に適応するため、必要に応じて柔軟に組織体制を変更してきました。その中で、直近の事業別体制から機能別体制への移行事例についてお話したいと思います。 弊社は事業テーマとして「遊びのデジタル流通プラットフォーム」を掲げ、大別するとBtoCのサービスEC事業、BtoBのSaaS事業、そしてギフト事業や自治体、観光事業者向け事業などがあります。その中で、サービスEC事業およびBtoB事業が弊社の取り扱いにおいて大部分を占め、かつ他事業の基盤となっているコア事業となります。 2021年6月まで、弊社では事業部別の開発体制を採用しており、サービスEC、SaaS、ギフトそれぞれの事業にエンジニアが配置され、一部機能を横断するチーム体制となっていました。この体制下では、各事業ごとの成長戦略に基