3月13日、ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの通貨ストラテジスト、村田雅志氏は、金融政策の違いから、円はドルに対して下落しても、他通貨に対してはさらに上昇する可能性があると分析。提供写真(2015年 ロイター) [東京 13日] - 為替市場ではドル高基調が続いている。2月の米雇用統計は、悪天候もあって景気減速感が強まったにもかかわらず、市場予想を上回る好結果。18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利の先行きを示すフォワードガイダンスの「忍耐強くいられる(patient)」との文言が声明から削除され、利上げ開始の準備を進めるとの思惑が強まり、ドル買いの動きを後押しした。