先週の木曜日に岡山ESDカフェに参加しました。今日の講師は海部健三先生*1。ウナギの生態から、現状、対策など、約1時間に渡って手際よく説明してくださいました。 で、感想なのですが、暗澹(あんたん)たる気持ちになりました。私はフォローしてませんが、私のTwitterのタイムラインに三重大学の勝川俊雄先生の漁協や消費者に対する手厳しいツイートがたまにRTされてきます。いままでは「そこまで厳しくいわなくてもいいじゃん。もっと穏当に言って物事を進めればいいのに」と思っていましたが、この講義を聴いてからは「ま、勝川先生の怒りも分かるな」と思うようになりました。講義の内容をまとめると、 漁獲量のデータは漁協によるアンケート方式で、データの信頼性に疑問がある&そもそもデータが足りないので正確な資源量は分からない。ただ、ウナギが減少しているのは事実。要因としては、海洋環境の変化、ウナギ漁(特にシラス漁)、