作成したコンピューターウイルスを使って会員制コミュニティーサイト「アメーバピグ」の会員情報を不正に取得するなどしたとして、宮城県警生活環境課などは9日、福岡県久留米市、男子高校生(15)と奈良県橿原市、男子中学生(14)を不正指令電磁的記録作成や同取得容疑などで仙台地検に書類送検した。 ウイルス作成などに適用される同罪は2011年7月に施行され、県警では初の摘発となる。 県警の発表では、2人はインターネットで知り合い、昨年12月に男子高校生がウイルスを作成して男子中学生に提供。男子中学生は「サイトのゲーム内通貨を増やせる」などと偽って、同ウイルスをネット上に公開、アクセスした約100人分の会員情報(ID、パスワード)を不正に取得するなどした疑い。 取得した情報のうち30~40人分を、1件あたり4000円ほどで販売していた。調べに対し、男子高校生は「プログラムを作るのが趣味だった」と、男子中