総務省は2008年2月21日,国内のインターネット・トラフィックの総量が2007年11月時点で800Gビット/秒を超えたと発表した。調査を開始した2004年11月から3年で約2.5倍増加したという。 トラフィック総量は国内主要IX(NSPIXP,JPIX,JPNAP)と国内6社のインターネット接続事業者(ISP)のトラフィックを基に推測している(関連記事)。国内主要IXで交換されるトラフィックは199.4Gビット/秒(1日の平均トラフィックの月平均)。このうち,協力ISP6社のトラフィック(83.4Gビット/秒)が占める割合は41.8%。これを協力ISP6社のシェアと見なし,協力ISP6社におけるトラフィックから国内のインターネット・トラフィックの総量を算出する。 協力ISP6社におけるブロードバンド契約者(ADSLとFTTH)のダウンロード・トラフィックは339.8Gビット/秒。これを4