TCP ソケットと `SO_REUSEPORT` オプションに関する問題を解決するために Linux カーネル v5.14 から取り込まれる予定のパッチセットについて 2 回に分けて解説します。 - https://lore.kernel.org/bpf/20210612123224.12525-1-kuniyu@amazon.co.jp/ - https://git.kernel.org/pub/scm/linux/kernel/git/bpf/bpf-next.git/commit/?id=1f26622b791b6a1b346d1dfd9d04450e20af0f41 Part 1 では `SO_REUSEPORT` オプション、カーネルの挙動と問題点、パッチセットの効果について解説し、 Part 2 ではカーネルの実装と修正方法、追加した eBPF の機能について解説します。 ##
5/27にWindows 10 2004 Updateが正式リリースされて、それに伴いWSL2もWindows Insider Preview版を使用しなくても利用可能となりました しかしWSL2を使用してるとVmmemというプロセスのメモリ使用量が増加し続けて、Windowsホストのメモリが枯渇してしまう問題があります。そしてこの問題は正式リリース後も解消されず残っています。 NOTE: Windowsホストで動いているVmmemプロセスで「WSL2のHypver-V仮想マシン全体が消費&確保しているmicrosoft/WSLのIssueは1年近くOpenのままとなっており、Microsoft側も問題を認識して取り組んでいるものの未だに根本対処されていません。 本問題のアップデート情報 (2023/07/04更新) 本問題に関す
コマンドラインツールについて語るときに僕の語ること - YAPC::Asia Tokyo 2014 コマンドラインツールが好きで昔からつくってきた. 今年のYAPCで,そのコマンドラインツールをつくるときにどういうことを意識して作っているのか?どのような流れで開発しているのか?といったことを語る機会をもらえた. 具体的な内容については,是非トークを聴きに来てもらうとして, スライドをつくるにあったって過去に読んだ資料や,よく参考にしている記事を集め直したので,その一部を参考資料としてまとめておく. UNIXという考え方 UNIXという考え方 Mike GancarzによるUNIXの思想や哲学をまとめた本.古いが全然色あせてない. コマンドラインツールの作り方を書いた本ではないが,これらの思想の上で動くツールはこの思想に準拠して作られるべきだと思う.何度も読んで考え方を染み付かせた. 小さい
テキストベースのファイル形式と、それぞれを(主にLinux上で)操作するためのコマンドラインツールのリストを掲載しています。 目次 DSV XML,HTML JSON YAML,TOML INI 設定ファイル おまけ:単一ファイルデータベース用コマンドラインインタフェース(CLI) ライセンス 情報開示 DSV iter-separated values、区切り文字で区切られた値) です。 Awk AwkはPOSIXで標準化されているコマンドラインツールで、DSVデータ処理用プログラミング言語です。Awkに関するリンクは以下のとおりです。 Awk.info — Awkに関する情報が豊富です。 AWK Vs NAWK Vs GAWK —プラットフォーム別実装の比較です。 すでにプログラミング言語を使用してプログラミングをしている場合は、naw
Being able to edit your C# (or F# for that matter) code on your Linux VM from Visual Studio in Windows is pretty great. As a Windows developer, you're able to work in an environment you know and trust while still being able to experiment -- and hopefully produce production code -- in Linux, where you may not be quite up to speed. Yet. Visual Studio, that familiar, productive and helpful IDE, is at
Linuxのスレッドは、洗練された美しい設計です。スレッドは仮想アドレス空間とファイルディスクリプタテーブルを共有するプロセスに過ぎません。プロセスによって生成されたスレッドは、メイン”スレッドの”親プロセスに追加された子プロセスです。これらは同じプロセス管理のシステムコールを通して処理されるので、スレッドに関するシステムコールのセットを分ける必要性を取り除きます。これはファイルディスクリプタと同様に洗練された方法です。 一般的に、UNIX系のシステムではfork()を使ってプロセスを生成します。新しいプロセスは、オリジナルのコピーとして独自のアドレス空間とファイルディスクリプタテーブルを取得します。(Linuxではコピーオンライトを使用して、この部分を効率的に処理します。)しかし、これは非常に高度なスレッドの生成方法なので、Linuxでは別の clone() システムコールを使用します。
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« golang で画像アップロードが簡単に出来る go-imageupload を使ってみた。 | Main | SQLite3でカジュアルにズンドコキヨシ » コマンドラインから JSON を扱うツールとしては jq が一般的ですが、例えば ls を実行した結果を JSON の Array にしたいであったり、コマンドライン引数から簡単に Object を作りたいといった場合には一旦考え込まないといけないくらい使い方が難しかったりします。そんな中でひょいと現れたのが jo です。 GitHub - jpmens/jo: JSON output from a shell JSON output from a shell https://github.com/jpmens/jo 作者である jpmens さんがなぜ jo を作るに至ったかをブログに書いています。 Jan-Piet Mens
今回はOSのクローンではなく、RHEL系Linuxの機能である『Kickstart』を用いた自動インストール(Silent Install)を行う。 『KickStart』での自動インストールは、専用のconfigファイル(定義ファイル)を用いて行われる。 configファイルの読込みは、インストールディスクとは別のUSBメモリやDVD、ネットワーク上のファイルを読み込ませる方法もあるが、今回はOSのディスクと組み合わせた自動インストールディスクを作成することにした。 検証に使用するOSはCent OS 6.5だ。 1.『Kickstart』で可能な事 『Kickstart』では、configファイルに動作を記述することで以下のような事ができる。 インストーラーの自動実行 OSインストール時のパッケージ自動インストール インストール前、後のスクリプト自動実行 これらを実現するため、『Kic
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