歴史作家の河合敦さんは「田沼意次が商業重視の政策を進め、学問や芸術が花開いた。意次には『賄賂政治家』というイメージがあるかもしれないが、近年、この評価に疑問が生じている」という――。
本、女性主役のドラマを得意とする内田ゆきプロデューサーが制作統括ということで、大いに期待されながらコケた。 「大河としては、初めての平安時代のメロドラマということもありますが、とにかく全体像が分かりにくいんです。戦国ものなら信長、秀吉、家康という絶対的ヒーローがいて、そこを中心に敵味方や家臣らの人間が描かれ、ストーリー展開も戦の勝ち負けとはっきりしています。しかし、『光る君へ』は左大臣や蔵人などの官位制、天皇の権力、当時の婚姻習慣などの予備知識がないと理解しにくいんです。早い話、藤原道長(柄本佑)がどのくらい偉い人なのかもよく分かりません。だから紫式部のまひろ(吉高由里子)が、道長へのラブレターでもあった源氏物語を書き続けたモチベーションが伝
俳優の吉高由里子が主演を務める、大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 政治や儀式のしきたり)に詳しく学識がある。正義と筋道を重んじると同時に、プライドが高い頑固者でもある。道長にとっては尊敬しつつも煙たい存在。 第3話では、帝の容態は一向に回復しないまま時が過ぎ、実資が「重くはなっておらぬ。されどご回復の兆しもない。あのご様子はただのお疲れではない。どうあってもおかしい」と鋭く気づき、内侍所にて陪膳の女房たちの取り調べを行う。 そのほか、譲位を促され弱気になる天皇を励ます一方で、女房たちからの陰口に落ち込む姿も。視聴者からは「ロバート秋山さん、コントのキャラネタで鍛えた演技力と芝居がかった台詞回しが
「本田宗一郎」はマンネリで視聴者が激減した大河ドラマの再起をかけ、2056年に主演 田中誠人で大河ドラマとしては初めて経営者を題材として製作された。 「本田宗一郎」は世界平均再生回数1億回を達成し、見事に大河ドラマの人気は復活した。 この「本田宗一郎」を皮切りに大河ドラマで歴史的な日本人経営者を取り扱うようになり、2058年「Fun to Drive」(主人公:豊田章男)、2060年「トランヂスタラヂヲ」(主人公:井深大)、2063年「Direct」(主人公:岩田聡)と立て続けに経営者シリーズが製作し、ヒットを繰り返した。 しかし、2086年「太閤記」(主人公:永守重信)で人気は急落、以降停滞が続く。 そこで、2100年に再再起をかけ、「それってあなたの感想ですよね?」(主人公:ひろゆき)では、悪役を主人公とする新たなチャレンジを実質し、2ちゃんねるが社会にもたらした悪影響、賠償金を踏み倒
【写真】その他の写真を見る 『鎌倉殿の13人』は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の『新選組!』、2016年の『真田丸』に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜氏が務め、野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く。 関は自身が演じる土御門通親について「以前『草燃える』で仲谷昇さんが演じられているのを拝見していたので、役名を伺って直ぐ、ピンと来ました。と、同時にプレッシャーも感じましたので(笑)直ちに関連書籍を購入し、自分なりに勉強しました。『鎌倉殿』は初回から拝見していたので、この世界に自分が生きられる事もうれしく思い、撮影日までワクワクして過ごしました」と思いを語った。 大河初出演とあり喜びもひとしお。「昔から好きで観てきたシリーズでしたので、お話が決まった時は飛んで喜びました。周りにも、『いつか大河ドラマに出演するのが夢の一つだ』と語っていたので、それ
主人公は紫式部 時代は平安 千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた女性 「光源氏」の恋愛ストーリーの原動力は 秘めた情熱と想像力 そしてひとりの男性への想おもい その名は藤原道長 変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の 愛の物語 躍動せよ! 平安の女たち男たち! 創造と想像の翼をはためかせた女性 紫式部 2024年の大河ドラマは平安中期に、のちに世界最古の長編小説といわれる『源氏物語』を生み出した、紫式部の人生を描きます。武家台頭の時代を目前に、華やかにひらいた平安文化の花。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生に挑戦する大河ドラマです。 平安時代といえば、十二単じゅうにひとえ姿の女性が長い髪をひいて伏している絵を思い浮かべませんか? その優雅さはともかく、実は平安はアクティブな時代。男は仕事先や寺社、はては野山まで馬で馳はせ、女も自分の財
第106代天皇。上洛した織田信長と絶妙な距離を保ちながら、没落した朝廷の存続を図る、高貴で美しき帝(みかど)。 <坂東玉三郎さんコメント> 今回初めて本だし、当然今年一番注目していたドラマだったので・・・。 今まで重厚な墨絵
女優の沢尻エリカ容疑者が逮捕されたことを受けて、来年放送されるNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」の代役に、川口春奈さんが起用されることになりました。 沢尻容疑者は、来年放送されるNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」に、斎藤道三の娘で、のちに織田信長の妻となった「帰蝶」の役で出演することが決まっていましたが、この代役として、女優の川口春奈さんが起用されることになりました。 川口さんは長崎県出身の24歳。12歳の時に雑誌のモデルとしてデビューしたあと、NHKのドラマ「受験のシンデレラ」や、映画「九月の恋と出会うまで」など、数多くのテレビドラマや映画に出演しています。 川口さんの大河ドラマの出演は、今回が初めてです。
JRが東京周辺ほぼすべての電車の運行を停止した歴史的な土曜日の翌日、2019年の10月13日の夜8時、あなたは台風19号の後始末に追われていたかもしれない。ようやく動き始めた電車に乗って、日曜日の職場で前日の後始末をして月曜に備えていたかもしれない。避難勧告で家を出たまま、避難所ですごしていたかもしれない。 そしてもちろん、多くの視聴者と同じように、家で、あるいはスポーツバーで、視聴率39%を記録したラグビー日本代表のスコットランド戦に声援を送っていたかもしれない。 色々な状況があり、いろいろな価値観がある。僕が今から書くのは、あの日、日本を覆った台風被害とスポーツの熱狂の裏で『いだてん』宮藤官九郎が何を語っていたかということについての話だ。夜に放送された第39回『懐かしの満州』は、第二章の最終幕であるだけでなく、『いだてん』という大河ドラマの本質、宮藤官九郎本人が「最も描きたかった」と語
テレビ小説『あまちゃん』の脚本を手掛けた宮藤官九郎(46)が、初めて大河ドラマの脚本に挑む、2019年放送の第58作目のタイトルが『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』に決定し、主演が、中村勘九郎(35)と阿部サダヲ(46)に決まった。3日、東京・渋谷の同局で発表された。 【写真】脚本を担当する宮藤官九郎 チーフ・プロデューサーは訓覇圭氏、演出を担当するチーフ・ディレクターに井上剛氏と『あまちゃん』(2013)スタッフが集結する今回の大河ドラマ。東京オリンピック開催を間近にした2019年ということもあり「オリンピック」の歴史を題材に、宮藤流の“痛快&壮大な大河ドラマ”を制作する。 中村は“オリンピックに初参加した男”金栗四三(かなくり・しそう)役で、阿部は“オリンピックを呼んだ男”田畑政治(たばた・まさじ)を演じ、2人の主役をリレーしながら“知られざるオリンピックの歴史
東京オリンピック開催を間近にした、2019年。 「オリンピック」の歴史を題材に、宮藤官九郎オリジナル脚本で、 “痛快&壮大な大河ドラマ”を制作します。 日本のオリンピックは、たった2人の選手から始まった。 まだ“スポーツ”の言葉もない時代、1912年に初参加した「ストックホルム大会」で、 1人は“外国人恐怖症”、もう1人は“日射病で失神”し、大惨敗。 だが、そこから持ち前の根性で“スポーツ”を猛勉強。 1936年の「ベルリン大会」では、水泳の前畑をはじめ金メダルを量産。 一躍スポーツ大国に成長すると、オリンピックの自国開催を夢見る。 だが、時代は太平洋戦争へと突入、夢は幻と消えてしまう。 敗戦。蛙と芋で飢えをしのぎ、執念の競技再開。 遂には、1964年、「東京オリンピック」実現にこぎつける。 その間52年。戦争、復興、そして…平和への祈り。 オリンピックの歴史には、知られざる、日本人の“泣
23日、NHKは大河ドラマ「真田丸」に対して視聴者から寄せられた意見の概要を発表した。それによると、厳しい意見が423件で、好評意見(200件)の2倍以上だったという。 詳しくみると、「大河ドラマにユーモアを入れるのはすごく勇気が必要」という好評意見はホンの一部で、「余りにもチャラチャラした演出でがっかりだ」「ドラマの脚本や演出にコミカルな場面が多すぎて、史実との整合性の真偽、臨場感、長く続いてきた大河ドラマとしての重みや深みがイマイチ伝わってこない」「動き、表情のどれも軽々しく戦国時代とはミスマッチだ」などの内容が多く寄せられていた。 「真田丸」の脚本を担当しているのは、ご存じ三谷幸喜氏(54)。04年の大河「新選組!」に続いて2度目の登板で、こうした批判にさぞや打ちひしがれていることと思ったら、さにあらず。NHKの公式本「真田丸」のインタビューですでに「面白宣言」をしていた。こんな具合
V6・岡田准一が務めることを発表した。脚本は、前川洋一氏のオリジナル作品で、豊臣秀吉の天下統一を演出した天才軍師・黒田官兵衛の生涯を描く。初の大河で大役を担う岡田は「歴史が大好きで、歴史の先生になりたかったくらいで、特に好きな戦国時代ということで身が震えるよう。光栄」と感慨深げに意気込んだ。 【写真】その他の写真を見る 再来年の大河は、「人を殺すよりも使え」と解き、戦国乱世にあって一風変わった戦の天才・黒田官兵衛の生涯に迫る。織田信長、秀吉、徳川家康の三英傑に重用されながらも、ありあまる才能ゆえに警戒され、秀吉に「次の天下人」と恐れられた人物を、1年以上にわたり演じる岡田は「三英傑らキャストやスタッフのみなさんと、この時代を生き抜く時間が過ごせ
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