大麻の乱用が若者を中心に深刻化するなか、兵庫県警察本部は今月、大麻に関心を持っている人のツイッターの画面に警告動画を配信して、犯罪に手を染めないよう呼びかけを始めました。 兵庫県警が制作した15秒の警告動画は、警報音とともに「警告」という文字が大きく表示され、「大麻は違法薬物」、「ダメ!ゼッタイ」と呼びかけます。 警察によりますと、去年1年間、全国で大麻を所持するなどの疑いで検挙された人は5034人と過去最多で、県内でもこの5年間で最も多い299人となりました。 県内ではことしも6月までに145人が検挙されていて、3分の2にあたる103人が20代以下で、SNSを通じて購入した人が増えています。 SNSのなかでもツイッターで大麻を意味する「野菜」や、対面での売買を意味する「手押し」などといった「隠語」を使い取り引きをするケースが多いということです。 このためツイッターでこうした「隠語」を使い