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ナチス体制下で、自分たちの音楽を、自由を愛し抜いた少年たちの物語『スウィングしなけりゃ意味がない』 | カドブン
佐藤さとう亜紀あきさんの新作は、スウィング・ボーイズが題材らしい。そう聞いた時、私はそれはもう興... 佐藤さとう亜紀あきさんの新作は、スウィング・ボーイズが題材らしい。そう聞いた時、私はそれはもう興奮した。以前から、佐藤さんが第三帝国時代を書いてくださったらなあ……とひそかに(熱烈に)願っていたし、しかもスウィング・ボーイズである。さすが! と声が出た。これはもう傑作まちがいなし、と発売を心待ちにしていた。 実際はもう傑作どころの話ではなく、しばらくの間、会う人ごとに勧めていた。今も、この文庫を手にした方ひとりひとりに、おめでとうございますと言いたいぐらいだ。 私が佐藤作品に出会ったのは、デビュー作『バルタザールの遍歴』が発売された時だった。書店でただならぬオーラを放っていた本を購入し、夢中になり、幻惑され、最後に茫然ぼうぜんとした。そして思わず著者が日本名であることを確認してしまった。なにしろ、滅び行く西欧の貴族社会を、「外」から書いている気配が全くなかったのだ。私たちには様々なフィルタ
2019/07/04 リンク