曽野綾子氏の産経コラムにも少数ながら賛同する人がいます。誰もが思っている本音を言ってくれたというような気分みたいですね。曾野綾子氏は,タブーの「王様は裸だ」と言った子供のように見えるのかもしれません。確かに,私にも,素朴で幼稚な子供に見えます。 子供は,個人の感情と社会的な問題が区別できず,社会問題についても個人の好き嫌いの感情で判断します。あのコラムはその程度のレベルだと思います。例えば、介護問題について次のように書いています。 つまり高齢者の面倒を見るのに、ある程度の日本語ができなければならないとか、衛生上の知識がなければならないとかいうことは全くないのだ。どこの国にも、孫が祖母の面倒を見るという家族の構図はよくある。孫には衛生上の専門的な知識もない。しかし優しければそれでもいいのだ 家族に食べさせる料理に調理師資格は不要ですが、食堂を経営するのは必須です。曽野綾子氏はその程度の区別も