石破総理大臣は、衆参両院の本会議で施政方針演説を行い、地方創生を国づくりの核心に位置づけ、「令和の日本列島改造」を進めると訴えました。また、少数与党での政権運営について、与野党が熟議し、国民の納得と共感を得られるよう努める姿勢を強調しました。 地方創生を国づくりの核心に 石破総理大臣は、衆参両院の本会議で就任後初めてとなる施政方針演説を行いました。 冒頭、石破総理大臣は「ことしは戦後80年、昭和の元号で100年にあたる節目の年だ。これまでの歩みを振り返り、これからの新しい日本を考える年にしていく」と述べました。 その上で、目指す国家像として、すべての人が安心と安全を感じ、多様な価値観を持つ一人一人が互いに尊重し合い、自己実現を図る「楽しい日本」を掲げ、バランスの取れた国づくりを進める決意を示しました。 そして、地方創生をこうした国づくりの核心に位置づけ、「令和の日本列島改造」を進めるとして