今日は、ターゲティングやパーソナライズと「セレンディピティ」に関する話題。自分なら、行きすぎたターゲティングよりも、もっと「偶然に出会える価値」を重視したい、そう思うのです。 昨今、いわゆる「アドテクノロジー」としてのターゲティング技術が非常に進んできています。顧客の年齢や性別、過去の購買履歴や、さらにはサイト訪問時の検索キーワードやサイト内での行動、ソーシャル関係、同種の人の購買パターンをもとにした推測などの情報によって、「その人が欲しいだろうモノや情報」をレコメンドする手法ですね。 これは販売側の企業としては、顧客の購買を誘う手法としては非常に優れていますし、価値があるものだとは思うのですが、以前からずっと気になっていることがあるのです。 それは、過度なターゲティングが蔓延すると、「偶然の出会い」「事前期待を(良い意味で)裏切る驚き」が減っていくのではないかということです。 自分の人生