NEW ためし読み 2024/8/21 矢崎 成俊 指遊びをしていたら、いつのまにか「数学」していた!? 『公式は覚えないといけないの?』より「序章」を公開! ためし読み 2024/8/20 岸 圭介 そのことばは子どもに正しく伝わっていますか?――ことばの「意味」と「価値」を伝える教育 『学力は「ごめんなさい」にあらわれる』より「はじめに」を公開!
→紀伊國屋書店で購入 学科名に「情報」という言葉を持つ、美大では数少ない学科にいると、あらぬ誤解を受けることが少なくありません。ちょっと前まで、受験生からは「パソコンで絵を描く学科」、「ゲームをデザインする学科」と思われていたり……。 おそらくこれは、彼らの頭の中で「情報」という言葉が「コンピュータ」と非常に強く関係づけられているからでしょう。もっとも、そのコンピュータにしても「どういうことになっているか分からないけど、とりあえず何でもできる道具」くらいの存在なのではないかと……おっと失礼。 さて、看板に掲げた「情報」という茫洋としたものについてどう取り扱えば良いか、僕のような人間にとっては大問題なんですが、本屋さんで見かけたこの本の帯には「大人にもわかる」「小学生から読める大学用テキスト」と書いてあります。さらに曰く「コンピュータの原理や使い方を知ることだけが、情報についての勉強ではない
「いい書店、人気の本屋」というメールマガジンがあります。最近読み始めました。これの「0093号 太洋社さんのアドバイス編」(2006年4月26日発行)を読んで、ちょっと哀しくなりました。 内容は、いいんです。太洋社さん(本の問屋さんのひとつです)の方が書店さんに行って、どうすればもっとお客さんに喜ばれる売り場になるか、書店で本を買うことを「楽しい・おもしろい」と思ってもらえるか、といったことをアドバイスしてくれたといったお話です。本の問屋といえば日販とトーハンという巨大な2社でほぼ寡占状態になっているのが現状ですが、そんななかで太洋社は、いくぶんこじんまりした中堅企業ならではの行き届いたサービスを取引書店さんに提案・提供してるんだなと感じられます。 ただ... コミック売り場にて。たぶん、このお店ではコミックにシュリンクをして、中が見られない(立ち読みできない)ようにしているのでしょう。最
合掌。 http://www.nytimes.com/2006/04/25/books/25cnd-jachtml?ei=5090&en=a7a29ca1bd32a770&ex=1303617600&adxnnl=1&partner=emc=dxnnlx=1146056549-ZM4u5jaFHK81xfyE/Apv7g http://u1.blockblog.jp/blog_comment.html?blog_seq=8160&entry_seq=291853 http://cruel.org/other/rumors.html#item2006042801 『現代思想の冒険者たち』はクリステヴァなんぞけっぽってこのばあちゃんを入れるべきであった。 http://www.bk1.co.jp/product/2672742/?partnerid=p
<訳者より> 本テキストは英国のウエールズ大学のダニエル・チャンドラー博士による記号論への入門書のオンライン版であり、インターネット上で公開されているものです。このオンライン・テキストは評判が良く、1995年公開以来のアクセス回数は56万回(2004年2月時点)にもなっています。 訳者は2002年4月まで35年間、企業の研究所に勤務していたシステム分析が専門の技術者ですが、記号論の本の中に、「システム」という言葉がたびたび出てくることから記号論に興味を覚え、インターネット上で調べていたところ本テキストと出会いました。記号論の主要トピックスをソシュールの記号学および構造主義をベースに、丁寧に説明しており具体的な例も多く観念的でないことから、記号論を勉強してみたいと思っている人、記号論の勉強を始めたがよく分からず挫折した人にとって良い参考書になるのではないかと感じました(残念ながら、日本では、
アメリカ大手マンガ出版社TokyoPopが若い世代向けの小説部門を立ち上げることになったようだ。Vizと並んで北米でのマンガ人気を牽引するTokyoPopは、近年様々な革新的な戦略を駆使してマンガの普及に一役買っている、目が離せない出版社の一つ。 アメリカ産オリジナルのマンガを続々と発売*1、一流新聞でマンガを連載*2、10代の少女向けファッション誌でオリジナルマンガ連載*3、携帯でのマンガの配信*4、そして最近では大手出版社ハーパーコリンズと流通その他を含めた契約を発表*5、アメリカ人作家による若者向け小説を原作とした米産マンガの発売を決めるなど、積極的に新たな分野へ進出している。 以前からTokyoPopではマンガ・アニメを原作としたノベライズ小説を発売して、予想以上の売上をあげていた。そして、そのTokyoPopが昨日付けで発表したのが、日本のライトノベルを含む若者向け小説部門の設立
→紀伊國屋書店で購入 本書評は、早瀬晋三著『歴史空間としての海域を歩く』または『未来と対話する歴史』(ともに法政大学出版局、2008年)に所収されています。 本書は、著者福井憲彦が1997年から担当した放送大学「歴史学の現在」のために作成した教科書が基になっている。4年後に改訂新版を出し、本務校の学生を相手に講義して、学生の反応や感想文を参考にしているだけに、かなりこなれた教科書になっている。12回の講義を想定したつぎの題目を見ただけで、歴史学の基本と近年の歴史学の傾向がよくわかる。 1 歴史への問い/歴史からの問い 2 証拠としての史料・資料 3 歴史の舞台としての環境 4 時間の認識と時代区分 5 歴史の重層性と地域からの視線 6 グローバルな歴史の捉え方 7 身体と病と「生死観」 8 歴史人口学が拓いた地平 9 人と人とを結ぶもの 10 比較というまなざし 11 政治と文化の再考 1
北米トヨタ社長が女性秘書からセクハラで訴えられ、辞任した。 セクハラがあったか否か、などの事実関係は今後の調査を待たねばわからないが、まだ罪が確定しない段階での辞任。 以前、米国三菱自動車製造のアメリカでのセクハラ事件が不買運動を引き起こすほどの騒ぎに発展したため、トヨタとしては素早い対応をせざるを得なかったのだろう。 と、このぐらい「セクハラ」は大騒動になる危険をはらんでいるわけだ。 だから、心の中では 「なんで、たかだが会社の女にちょっと手を出したぐらいで騒がれなきゃいけないんだ? 女なんか、黙って男にやられてりゃいいんだよ。 やってもらえるだけ、ありがたく思え! それもこれも、ジェンダーフリーとか言い出すバカどものせいだ。 キョーイクが悪い、ニッキョーソの陰謀だぁ!!」 と思っていたとしても 「部下の女の子を二人っきりで食事に誘うと、アブナイか」 ぐらいの考えは頭に浮かぶだろう、たい
なんやら斎藤先生と酒井順子氏が萌えだのモテだの言うてるから読んでみるわけだが。要するに、おたく文化関係の本も多い斎藤先生と、「負け犬」という言葉を計算通りに一人歩きさせることに成功した酒井氏の対談集。 前書きで斎藤先生は「『負け犬』という言葉を流行させた理由は、カネに特化したあほな世間の『格差』という議論に、直行する軸である『恋愛』を組み合わせて格差論をすっころばせるため。『カネのある負け犬』という矛盾した存在をカネカネ言うてる連中に突きつけることが目的だった」と言ってますが、ワシらおたくにとってはその『恋愛』という価値軸が最大の問題だったわけで。 なんでもいいけど座標系を語る場合に忘れてはならんのは、「人間の居場所を決める価値軸は対数座標である」ということじゃなかろうかという気がするんだよな。つまり、効用はどんどん逓減していく。一人の女房が居ることは10人の妹がいる人間の1/10しか幸
(08/30)「教育の中の著作権を考える」 その2.視座の転換のために(1) (07/22)「教育の中の著作権を考える」 (06/07)『スタディ・スキル入門――大学でしっかりと学ぶために』 (有斐閣ブックス) が、発刊されました。 (05/18)「知的財産推進計画2007」の見直しに関する意見募集に対する意見 (01/01)あけましておめでとうございます (12/11)CRIC「第2回著作権教育実践事例募集」の受賞実践事例が公表されました。 (07/25)「創って学ぼう著作権〜先生と生徒の体験学習・兵庫の記録」刊行されます! (06/06)入試問題相互利用 (05/24)例えば学校での著作物利用を社会に生かすには・・・ (05/08)学校の中の著作権講座第第2回「地図の著作権」 (04/15)著作物利用は商業利用だけではないと思うのだが・・・ (04/09)学校の中
東大教官が選んだ新入生向けのブックリストとして、新書「東大教官が新入生すすめる本」と、紀伊國屋書店のサイト[参照]がある。全部で1600冊程と膨大なので、まとめた。まとめるだけでは面白くないので、100冊に絞ってランキングした。 ■東大教官の観点 以下の3つの観点から選書している。 1) 私の読書から――印象に残っている本 2) これだけは読んでおこう――研究者の立場から 3) 私がすすめる東京大学出版会の本 1) は、読書経験の貧富がハッキリ見える。めったな本を勧めるわけにはいかない。ほとんどが厳めしい古典、大御所を占める。ところが、ウケ狙いか、小松左京や村上龍、コミック「棒がいっぽん」などを推す教官がいて面白い。 2) の意味を拡大解釈する教官多し。何十巻もある「○○全集」を指定してくる人もいる。ゼミ生になったら生き字引代わりにでもしようとするつもりかしらん。オマエも全読してねぇだろ!
●小学校低学年の25%「お金が一番大切」 ……どうせまた、くだらないことを言い出す香具師がいるんだろう。 “ヒルズ族”などが話題になる中で、中高生の5人に1人は「お金持ちはかっこいい」と考えている。 このたび経団連会長を退いた、このサイトの扉絵を飾っていただいている奥田……おっとO田碩や、新会長となったお手洗い(笑)さんも「お金持ち」だろう。堀江ではなくて、彼らをビジョンに抱くなら、それはOKなのか? ●書評 『若者殺しの時代』堀井憲一郎 こういう本を社会学者やジャーナリストを名乗る人たちは多分読まないんだろうけど、ハッキリ言う。この本には80年代の軽薄さのすべてが描かれている。ということは、すなわちバブルの発生と臨界を描いている重大な本だということだ。 80年代をこれほどまでに明確にえぐった本はない。というか、80年代を覚えている人は、絶対にこんな本を書きたがらない。 なぜなら、80年代
もういくつ寝ると 今年のはじめにやりたいことリストを作った。今見たら50項目あるリストのうち25個が達成済みだった。ちょうど半分やりたいことをやったということだ。私にしてはまあまあの結果だと思う。満足。 やりたいことリストにあるもののうち、「〜を食べたい」系は概ねクリアし…
仕事でコード書いてた頃の話。 机上に「本」というメディアは無かった。プログラミングといえばお手本のコピペ&手直しで仕上げてた。だから、せいぜい入門書やリファレンスといった辞書的なやつだけで、3年もすれば「古い」と引き出しの中へ。 だから、いつまでたっても上手なのは「お作法」だけ。あたりまえだ。仕様を実装したコードに「似た」コードやパターンを探し出す→コピペがプログラマの仕事だと思ってたから。ネットの情報が「全て」であって、「考える」とは、「いかにお手本に合わせるか」だったから。 プログラマというよりも、むしろ「コーダー」。その辺は「プログラマになれなかったわたし」[参照]に書いた。 ここでは、「コンピュータの名著・古典100冊」の既読リストで恥さらし。いかにちゃんとした本を読んでいないかがよっく分かる、なさけない。 本書はプログラミングに限らず、ソフトウェアエンジニアとしての libera
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