演習の時の説明が不十分だったので補足します。 パスワードハッシュにはどういう種類があるか? LM Hash(LAN Manager Hash)と NT Hash(Windows NT Hash)の2種類あります。それぞれの特徴は次のとおりです。 LM Hash パスワードは14文字まで(短い場合はNull文字でパディング) パスワードを7文字ずつ2つの鍵に分割し、固定文字列(KGS!@#$%)をDESで暗号化してハッシュを計算 英大文字小文字の区別なし(すべて大文字に変換される) 使用できる文字セットに制限がある(英数字記号) パスワード総数は約7兆5千億弱 NT Hash パスワードは 127文字まで パスワードを Unicodeに変換し、MD4でハッシュを計算 Unicode文字セットも利用可能 パスワード総数は無限大 どちらのハッシュにも saltがないため、同じパスワードであれば誰
先日クライアントから問い合わせがあり、私の収めたWIn7のパソコンでログインが出来なくて困っていると問い合わせがあった。 話をよく聞いて見ると、パスワードの有効期間をデフォルトの42日のままで出荷していたのだが、 クライアントが納品時に初回ログインして、ウイルスソフトのインストールなど必要設定をしたのち2ヶ月あまり放置しており、 久しぶりに起動したらログインできなくなった、という事情らしい。 パスワードの有効期間が切れた場合、通常ならログイン時に有効期間が切れている旨の通知がされ、新しいパスワードを設定するとログインできるので、クライアントの言う「ログインできない」状態というのが不可解であった。 クライアント曰く「42日を過ぎたから古いパスワードが使用できなくなってしまったんじゃないか」と私側の責任に感じているらしく、ちょっとまずい空気感だなーと重いパスワードを解析させてもらうことになった
パソコンは遠隔操作が可能だ(図1)。別の部屋にあるパソコンを手元のパソコンやスマホで操作できればファイルの転送も楽々。家族のパソコンを遠隔操作して使い方を教えることもできる。 図1 家にパソコンが複数台ある場合、遠隔操作できるようにしておくと何かと便利。別パソコンの前に行かなくても別室からファイルを取り出したりできる。スマホからも遠隔操作できるので、やり忘れた仕事や連絡をトイレやお風呂でサクッと済ませることも可能。操作に戸惑っている同居人を遠隔操作でサポートするのにも使える 遠隔操作はアプリで行う(図2)。最も手軽なのは「Chromeリモートデスクトップ」だが、ほかに「リモートデスクトップ」「UltraVNC」といった選択肢もある。家族の操作補助なら「クイックアシスト」が便利。このほか、1セットのキーボードとマウスで複数台のパソコンを操作するアプリもある(図3)。複数台を目の前に並べ、まと
本機におけるLANによるリモートパワーオン(WoL(Wake on LAN))機能(以降、WoL)は次の通りです。 スリープ状態や休止状態からの復帰 WoLを使うように本機を設定している場合、本機の電源が切れているときも、LANアダプタには通電されています。 管理者のパソコンから本機にパワーオンを指示する特殊なパケット(Magic Packet)を送信し、そのパケットを本機の専用コントローラが受信するとパワーオン動作を開始します。 これにより、管理者のパソコンが離れた場所にあっても、LANで接続された本機の電源を入れたり、スリープ状態や休止状態からの復帰をさせることができます。 WoLを利用するためには、管理者パソコンにMagic Packetを送信するためのソフトウェア(WebSAM Client Managerなど)のインストールが必要です。 前回のシステム終了(スリープ状態にする、休
詳しいレビューは下記記事をご覧ください。私個人のこの製品への評価は、端的に言うと、「事務用品」です。オフィスワークに十分な処理性能と、拡張性「は」評価できます。 CHUWI Hi10 X1 レビュー - ほぼ唯一無二になってしまった低価格で十分使えるスペックの10インチクラスWindwosタブレット、非常に安価ながらハード面で難点もあり 2.ディスプレイの色味 ― Windows標準調整機能はやらないよりマシ程度 まず目立つ残念点が、ディスプレイ表示が暗く、青い。赤が緑っぽく見えるレベルで青い。そこで、少しでも何とかならないものかと、Windows標準の色調整機能で改善を試みてみます。 検索欄に「色の管理」と入力して開き、「詳細設定」タブから、「ディスプレイの調整」を選択。あとは、ウィザードにしたがって進めます。ちなみに、Lenovo YOGA770など、まっとうなディスプレイのパソコンで
本稿では、Windows の機能や弊社製品が参照するプロキシ設定について解説します。 Windows の機能や弊社製品が利用するプロキシ設定とはWindows には、インターネットに接続する機能が多数あります。例えば、ウェブブラウザ (Edge)、Windows Update、ライセンス認証 などです。また、Office や Microsoft Defender for Endpoint (MDE) などの弊社製品もインターネットに接続します。 これらの機能・製品は、それぞれの独自の条件で参照するプロキシ設定を判定し、利用しています。参照するプロキシは、大別して以下の 4 種類になります。 a) ログオン中のユーザーのユーザーごとのプロキシ設定 (インターネット オプションや [設定] のプロキシ設定)b) 特定のユーザーのユーザーごとのプロキシ設定 (SYSTEM ユーザーなどのシステム
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く