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ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をめぐり、国連の安全保障理事会ではロシア軍の即時撤退などを求める決議案が採決にかけられ、理事国15か国のうち11か国が賛成しましたが、ロシアが拒否権を行使し、決議案は否決されました。 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をめぐって、国連安保理では25日午後、日本時間の26日午前7時すぎから緊急の会合が開かれ、アメリカなどが提案した決議案の採決が行われました。 決議案は、ロシアの軍事侵攻に強い懸念を示した上で、ウクライナの主権と領土の一体性を改めて確認し、ロシアに対して軍の即時撤退を求めています。 採決の結果、理事国15か国のうち11か国が賛成し、中国、インド、UAE=アラブ首長国連邦は棄権しましたが、議長国で常任理事国のロシアが拒否権を行使し、決議案は否決されました。 これを受けてアメリカのトーマスグリーンフィールド国連大使は「無責任な常任理事国が権限を乱用
中東のオマーン湾で、攻撃を受けたとされるタンカー。イラン学生通信(ISNA)提供(2019年6月13日提供)。(c)ISNA / AFP 【6月14日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)は13日、中東のオマーン湾(Gulf of Oman)でタンカー2隻が攻撃を受けたとされる問題をめぐり非公開会合を開いた。米国のジョナサン・コーエン(Jonathan Cohen)国連大使代行は席上、攻撃をイランの責任とする米政府の見解を説明した。 【関連記事】タンカー攻撃はイランが実行 米国務長官が見解 複数の外交筋によると、他の出席者はイランが関与した明確な証拠がないと指摘。米政府の見解は受け入れられなかった。 中東海域では先月、アラブ首長国連邦(UAE)沖でタンカー4隻を狙った同様の事案が発生したばかり。 コーエン氏は会合後、今回の事案は「イランが国際的な平和と安全保
韓国国籍の船舶が国連安全保障理事会(安保理)による対北朝鮮制裁決議を違反した疑いで昨年10月から釜山(プサン)港に抑留中だと、外交部関係者が2日明らかにした。韓国国籍の出港がこうした容疑で保留されたのは今回が初めて。 この関係者は「対北制裁決議を違反した疑いで昨年10月から韓国国籍の船舶1隻およびその他の国籍の船舶3隻の出港を保留している」と明らかにした。韓国政府は該当船舶が海上で船から舶に移し替える「瀬取り」で北朝鮮船舶に精製油を供給したという情報を受け、調査に着手したという。「瀬取り」は南北交流協力法違反に該当する。政府は実際にこうした「瀬取り」が行われたかどうかの根拠を調べるために昨年10月から該当船舶の出港を保留中と明らかにした。 外交部関係者は「政府は国際社会の責任ある一員として国連安保理による対北朝鮮制裁決議を忠実に履行してきたし、決議違反に関連する動向に注目してきた」とし「韓
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