今でも存在するアドビのフォトショップとかと同世代に開発されたアプリケーションだ。
当時、どちらも画像制作のソフトとしては最高峰に位置するもので、
絵を描きたいならPainter。
みたいな棲み分けが出来ていた。
Painterの特徴は現実にある画材をシミュレートして実際の絵画制作の技法をそのままアプリケーション上で使うことを目指したということだ。
Painterのユニークさはそのソフトウェアそのものにあるのはもちろんだがそのパッケージも変わっていた。
当時のソフトはフロッピーディスクで配布されて、それぞれのPCにインストールするという形式だった。
通常は紙製の箱の中にフロッピーディスクをいれて販売されていたのだがPainterはどういうわけかペンキ缶のような金属製の丸い容器に入れて売られていた。
という主張だろう。
そういった遊び心が許されていた時代が懐かしい。