voltとは? わかりやすく解説

volt

別表記:ボルト

「volt」の意味・「volt」とは

「volt」は、電圧電位差、または電気力単位である。国際単位系SI)において、1ボルトは1ジュールエネルギーを1クーロン電荷移動するときに使う電力定義されている。例えば、電池電圧1.5ボルトであるという場合、これは電池が1クーロン電荷を動かすのに1.5ジュールエネルギーを使うことを意味する

「volt」の発音・読み方

「volt」の発音は、IPA表記では/vəʊlt/となる。IPAカタカナ読みでは「ヴォウルト」、日本人発音するカタカナ英語では「ボルト」と読む。発音によって意味や品詞が変わる単語ではないので、この読み方一般的である。

「volt」の定義を英語で解説

「volt」は、"The unit of electric potential difference, electromotive force, or electric tension in the International System of Units."と定義される。これは、「国際単位系における電位差電気力、または電圧単位」という意味である。

「volt」の類語

「volt」の類語としては、「V」がある。これは「volt」の単位記号であり、電圧を表す際に頻繁に用いられる例えば、電池電圧を表す際に「1.5V」と表記すると、これは「1.5ボルト」と読む。

「volt」に関連する用語・表現

「volt」に関連する用語としては、「アンペアampere)」や「オームohm)」がある。これらは電流単位電気抵抗単位であり、電圧とともに電気の三要素とされるまた、これらの単位用いてオームの法則表現される

「volt」の例文

1. The battery has a voltage of 1.5 volts.(その電池電圧1.5ボルトである。)
2. This device operates at 12 volts.(この装置12ボルト動作する。)
3. The power supply provides 5 volts.(電源は5ボルト供給する。)
4. The electric potential difference between these two points is 10 volts.(これら二点間の電位差10ボルトである。)
5. The electromotive force of this generator is 220 volts.(この発電機電動力220ボルトである。)
6. The voltage across the resistor is 5 volts.(抵抗器にかかる電圧は5ボルトである。)
7. The circuit operates at a voltage of 3 volts.(回路は3ボルト電圧動作する。)
8. The voltage drop across the diode is 0.7 volts.(ダイオードにかかる電圧降下0.7ボルトである。)
9. The voltage output of this power supply is adjustable from 0 to 30 volts.(この電源電圧出力は0から30ボルトまで調整可能である。)
10. The voltage across the capacitor is 2 volts.(キャパシタにかかる電圧は2ボルトである。)

ブイ【V/v】

読み方:ぶい

英語のアルファベットの第22字。

〈Ⅴ〉ローマ数字の5。

〈V〉《vanadiumバナジウム元素記号

〈V〉《volt》電圧単位ボルト記号

victory勝利優勝。「—サイン」「今季初—」

〈V〉「VTR2」の略称。

〈V〉《Vulnerable》「危急種」の略号

〈V〉《verb英文法などで、動詞を示す符号。→S →O →C

[補説] 書名別項。→ブイ


ボルト【volt】

読み方:ぼると

国際単位系SI)の電圧起電力単位。1ボルトは1アンペア電流流れる1オーム抵抗導線での両端電位の差。名称は物理学者ボルタにちなむ。記号V


ボルト

英語 volt

イタリア科学者A.Volta(1745~1827年)にちなむ電圧単位MKSA単位系国際単位系(SI)の電気に関する基本単位で、記号ではVと記す。計量法では1A不変電流流れ導体2点間において消費される電力1Wであるときに、その2点間の電圧をいう。式表示では1V=1W/Aである。2輪車自動車積載されている鉛蓄電池電圧車種により直流6V、12V、24Vで、日本での自動車の製造使用されている機械設備類には交流220V、440Vの電圧一般的に利用されている。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

VOLT

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/27 03:17 UTC 版)

VOLT
吉井和哉スタジオ・アルバム
リリース
録音

2008年

ジャンル ロック
時間
レーベル EMIミュージック・ジャパン
プロデュース ジョー・バレシ英語版・吉井和哉
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 7位(オリコン
  • 吉井和哉 アルバム 年表
    Dragon head Miracle
    2008年
    VOLT
    2009年
    The Apples
    2011年
    『VOLT』収録のシングル
    1. ビルマニア
      リリース: 2008年1月28日
    テンプレートを表示

    VOLT」(ヴォルト)は、吉井和哉の5枚目のソロオリジナルアルバムである。発売元はEMIミュージック・ジャパン

    概要

    • オリジナルアルバムとしては前作より1年半ぶりとなる作品。初回限定版のみポスター・DVD付きデジパック仕様。アナログ盤も同時発売。
    • シングル「ビルマニア」との連動応募プレゼントキャンペーンとして、抽選で1000名にスペシャル・レアCDがプレゼントされた[1]
    • 「フロリダ」の歌詞で「本当のロックが鳴っちゃたんだよ」と書いてしまうほど、本作は吉井自身納得のいく作品となった。曲作りでは「名作をつくらなければ」「新しいことをしなければ」という気負いを捨て、今現在、等身大の吉井和哉を表現することを心がけ、ライブで盛り上がるような、シンプルで勢いのある作品を目指し、勢いで書き上げた。音に関しては共同プロデューサーに前作でミックスを担当したジョー・バレシを迎え、吉井のイメージを再現する大きな助けとなるとともに、吉井と同等の立場で意見をする存在として、「ONE DAY」の歌入れでは「この歌はライブハウスだ、ドームで歌ったやつの歌じゃない」とダメ出しをしたり、ギターも弾けるところは全て吉井自身が弾くようにとアドバイスした。サポート・ミュージシャンも、今までは曲によってリズム隊を振り分けていたが、固定メンバーにしたことによってバンド感を強調している[2]
    • タイトルの由来は作曲期間中、合間に釣に行く吉井に痺れを切らせたスタッフからの催促に「(曲を書くスピードが)ボルト並だよ!」と言い返していたことや、ジョーがStax/Voltレーベルの大きく「VOLT」と書かれたTシャツを着ていたことなどから、頭文字も5枚目の「V」でちょうど良いということで決められた[3]
    • ジャケットには吉井が子供の頃に油絵で描いた富士山の絵を使用している。

    収録曲

    1. ビルマニア (4:25)
      10thシングル。シングル曲がアルバムの1曲目を飾るのは吉井のキャリアで初めてのこと。歌詞カードにシングルには記載されていなかった間奏の台詞が記載されている。
      ライブでは間奏後のサビを観客に歌わせるのが恒例となっている。
    2. フロリダ (3:27)
      歌詞にB.B.キングが登場する、ブギーナンバー[4]
    3. ウォーキングマン (4:58)
      吉井がブルースギターに挑戦した曲。
    4. ノーパン (5:49)
      at the BLACK HOLE』の時期に書いていた詞をもとに、初めて歌詞から作った曲。「ノーパン」という曲名は、パンツを履いていない状態である「ノーパン」という意味と、音楽用語で音を左右に振るつまみの「パン」という意味のダブルミーニング。前者の意味である「ノーパンで眠るあなた」とは赤ん坊のことであり、後者の意味である「パン」は「モラルの真ん中に居続けるという意思表明」を表している[5]。リズム以外の演奏はすべて日本でのテイクで、ボーカルは1テイク目(最初に歌詞を見ながら歌ったテイク)を使用している。吉井は「THE YELLOW MONKEY時代も含めて3本の指に入るほど好きな曲」と語っている。
    5. ヘヴンリー (3:54)
    6. 魔法使いジェニー (4:40)
      吉井曰く、ジェニーとは「銭」のことであり、歌詞に登場する「T.M.P」とは「高い マネー プリーズ」の略であると説明していたが、後に「それは口から出まかせであり、実際は放送できないほどエロい意味である」と語っている[6]。曲は『at the BLACK HOLE』の頃に出来ていたが、当時の心境では歌うことができなかったという。
    7. SNOW (6:37)
      39108』のツアー中に作られた曲で、「YOSHII BUDOKAN 2008」で既に披露されていた。
    8. ONE DAY (4:15)
    9. ルビー (4:10)
      歌詞の「北国」はアルバム『8』の収録曲「メロメ」の歌詞を指している[3]。このテーマは後に「HEARTS」へと引き継がれてゆく。
    10. またチャンダラ (3:43)
      「チャンダラ」とはレコーディング中に吉井がコーディネーターと通っていたタイフードレストラン。コーディネーターがやたらとそこに行きたがるので、あきれた吉井が「『またチャンダラ』って曲つくるわ」と言い放ち、その日の夜にリフが浮かび、実際に作ってしまった。[3]

    初回限定版DVD

    • 特記がないものは、2008年12月28日の日本武道館ライブ「YOSHII BUDOKAN 2008」でのライブ映像。「CREEP」のカバーと吉井が「崖の上のポニョ」のフジモトに扮したアンコールは未収録。CD同様ミックスはジョー・バレシが担当している。
    • アンコールの曲順は以下の通りである。
    1. 崖の上のポニョ
    2. I WANT YOU I NEED YOU
    3. くちびるモーション
    4. マンチー
    5. 見てないようで見てる
    6. FINAL COUNTDOWN

    収録曲

    1. ビルマニア
    2. I CAN BE SHIT, MAMA
    3. Do The Flipping
    4. 黄金バッド
    5. SIDE BY SIDE
    6. ルーザー
    7. BLOWN UP CHILDREN
    8. NAI
    9. CALL ME
    10. TALI
    11. 天国旅行
    12. シュレッダー
    13. SNOW
    14. バッカ
    15. WEEKENDER
    16. ビルマニア VIDEO CLIP
    17. 「ビルマニア」の作り方 (MAKING & INTERVIEW)
    18. 「VOLT」SPECIAL INTERVIEW

    参加ミュージシャン

    YOSHII BUDOKAN 2008
    • 吉井和哉 - ボーカル、ギター
    • 三浦淳悟 - ベース
    • 城戸紘志 - ドラムス
    • 菊地英昭 - ギター
    • ジュリアン・コリエル - ギター
    • 鶴谷崇 - キーボード

    脚注

    [脚注の使い方]
    1. ^ 「YOSHII BUDOKAN 2008」ライブ音源、未発表曲「東京」デモ音源、「SNOW」アコースティック・ヴァージョン、『VOLT』全曲インストゥルメンタルの2枚組み(アルバム封入のポップより)
    2. ^ 吉井和哉 インタビュー - MUSICSHELF”. 2011年5月16日閲覧。
    3. ^ a b c 「吉井和哉 SPECIAL ~VOLT~」- スペースシャワーTV
    4. ^ 『VOLT』ライナーノーツ
    5. ^ BSフジ「YOSHII LOVINSON SUPER LIVE」
    6. ^ CROSS FM 「Sunday Special」

    ボルト (単位)

    (volt から転送)

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 00:21 UTC 版)

    ボルト
    volt

    ボルタ電池
    記号 V
    度量衡 メートル法
    国際単位系 (SI)
    種類 組立単位
    電圧起電力
    組立 W/A, J/C
    定義 1Aの電流が流れる導体の2点間において消費される電力が1Wであるときの、その2点間の電圧
    由来 ダニエル電池の起電力
    語源 アレッサンドロ・ボルタ
    テンプレートを表示

    ボルト: volt、記号:V)は、電圧電位差起電力単位であり、電気を押し出す力を意味し、電位差の高低を表す。 日本の場合、家庭の電圧は通常100Vとなっている[1][2]河川で例えるならば、電気上流下流の差のように高低差がある(電圧が高い)ほど水の勢い(電流)が強くなる性質を持っている[2]

    名称は、ボルタ電池を発明した物理学者アレッサンドロ・ボルタに由来する。

    1ボルトは、計量法において次のように定義されている[3]

    • 1アンペア直流電流が流れる導体の二点間において消費される電力が1ワットであるときのその二点間の直流の電圧又は1アンペアの交流の電流が流れる導体の二点間において消費される電力の一周期平均が1ワットであるときのその二点間の交流の電圧

    以下の定義も、表現の仕方が異なるだけで同じである。

    国際単位系 (SI) ではSI組立単位となっており、SI基本単位で表すと V = m2·kg·s−3·A−1 となる[4]

    1ボルトの電圧をかけたときに1アンペアの電流が流れる電気抵抗が1オーム (Ω) である。 オームはボルトとアンペアから定義される (Ω = V/A)。原音に即し、ォルトと表記することもある[5]

    歴史

    1800年、アレッサンドロ・ボルタはボルタ電池を発明した。

    1874年、英国科学振興協会 (BAAS) は、ボルタにちなんだ起電力の単位ボルトを、電気抵抗の単位オームと共に定めた。1881年には国際電気会議国際電気標準会議(IEC)の前身)により承認された。

    このボルトの大きさは現在と同じだが、定義は異なる。当時の単位系の標準はCGS-emu単位系で、CGS-emuの電圧の単位(CGS-emuは3元系なので本来は単位名称を使わないが、便宜上アブボルト (abvolt) と呼ばれる)は10−8ボルトに等しい。ボルトは「CGS-emu単位の108倍」言い換えれば「108アブボルト」として定義された。この係数108は、ダニエル電池の起電力(ボルタ電池の起電力に等しい)がおよそ1 V(現代の定義では約1.1 V)となるように選ばれた。つまり当時のボルトは、現在のボルトのように基本単位から組み立てられた単位ではなく、実験室で再現可能な量を接頭語なしで表すための、倍量単位の便利な別名だった。この種の単位は実用単位 (practical unit) と呼ばれた。にもかかわらず現在、ボルトが基本単位アンペアから導出できるのは、アンペアもかつては実用単位で、恣意的に選ばれた係数を含むからである。

    ボルトの現示法については、1893年国際ボルトが「クラーク電池の起電力の1.434分の1」と定義された。この定義は1908年に破棄された。

    現在のボルトの現示法はジョセフソン効果を利用したもので、1990年に採用された。ジョセフソン接合に外部から周波数 f電波を照射しながら直流的な電流電圧特性を測定すると

    国際単位系(SI)の電磁気の単位
    名称 記号 次元 組立 物理量
    アンペアSI基本単位 A I A 電流
    クーロン C T I A·s 電荷(電気量)
    ボルト V L2 T−3 M I−1 J/C = kg·m2·s−3·A−1 電圧電位
    オーム Ω L2 T−3 M I−2 V/A = kg·m2·s−3·A−2 電気抵抗インピーダンスリアクタンス
    オーム・メートル Ω·m L3 T−3 M I−2 kg·m3·s−3·A−2 電気抵抗率
    ワット W L2 T−3 M V·A = kg·m2·s−3 電力放射束
    ファラド F L−2 T4 M−1 I2 C/V = kg−1·m−2·A2·s4 静電容量
    ファラド毎メートル F/m L−3 T4 I2 M−1 kg−1·m−3·A2·s4 誘電率
    毎ファラド(ダラフ) F−1 L2 T−4 M I−2 V/C = kg1·m2·A−2·s−4 エラスタンス
    ボルト毎メートル V/m L T−3 M I−1 kg·m·s−3·A−1 電場(電界)の強さ
    クーロン毎平方メートル C/m2 L−2 T I C/m2= m−2·A·s 電束密度
    ジーメンス S L−2 T3 M−1 I2 Ω−1 = kg−1·m−2·s3·A2 コンダクタンスアドミタンスサセプタンス
    ジーメンス毎メートル S/m L−3 T3 M−1 I2 kg−1·m−3·s3·A2 電気伝導率(電気伝導度・導電率)
    ウェーバ Wb L2 T−2 M I−1 V·s = J/A = kg·m2·s−2·A−1 磁束
    テスラ T T−2 M I−1 Wb/m2 = kg·s−2·A−1 磁束密度
    アンペア回数 A I A 起磁力
    アンペア毎メートル A/m L−1 I m−1·A 磁場(磁界)の強さ
    アンペアウェーバ A/Wb L−2 T2 M−1 I2 kg−1·m−2·s2·A2 磁気抵抗(リラクタンス、: reluctance
    ヘンリー H L2 T−2 M I−2 Wb/A = V·s/A = kg·m2·s−2·A−2 インダクタンスパーミアンス
    ヘンリー毎メートル H/m L T−2 M I−2 kg·m·s−2·A−2 透磁率


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