mankindとは? わかりやすく解説

mankind

別表記:マンカインド

「mankind」とは・「mankind」の意味

「mankind」は英語で、「人類」を意味する言葉である。可算名詞ではなく不可算名詞として扱われる人間全体を指す言葉であり、特定の個人集団を指すものではない。

「mankind」の発音・読み方

「mankind」の発音は、 IPA表記/mˈænkάɪnd/である。カタカナ表記では「マンカインド」となり、アクセントは「カイ」の部分置かれる

「mankind」の語源・由来

「mankind」は、古英語の「mancynn」に由来しており、「mancynn」は「mann(人)と「cynn」(種類家族)が組み合わさった言葉である。これらの言葉組み合わさることで、「人類」という意味が生まれた

「mankind」の覚え方

「mankind」を覚える際には、「man」と「kind」を組み合わせた言葉であることを意識すると良いまた、マンカインド」というカタカナ表記覚えることで、発音把握しやすくなる

「mankind」と「humankind」の違い

「mankind」と「humankind」はどちらも人類」を意味するが、「humankind」はより中立的な表現である。一方、「mankind」は「man」が含まれているため、性差別的な意味合いがあるとされることがある現代では、「humankind」がより適切な表現とされることが多い。

「mankind」の使い方・例文

1. Mankind has achieved remarkable progress in science and technology.(人類科学技術において顕著な進歩遂げている。) 2. The discovery of fire was a turning point for mankind.(火の発見人類にとって転換点であった。) 3. Mankind has always been fascinated by the mysteries of the universe.(人類は常に宇宙の神秘魅了されてきた。) 4. The development of agriculture was a major step forward for mankind.(農業発展人類にとって大きな前進であった。) 5. Mankind has been exploring the depths of the ocean for centuries.(人類は何世紀もの間、海の深部探検してきた。) 6. The invention of the wheel revolutionized the way mankind traveled.(車輪の発明人類移動方法革命化した。) 7. Mankind has always strived to understand the world around them.(人類は常に周囲世界理解しよう努力してきた。) 8. The development of language was crucial for the advancement of mankind.(言語の発展人類進歩にとって重要であった。) 9. Mankind has been searching for the meaning of life since ancient times.(人類古代から人生の意味探求してきた。) 10. The internet has connected mankind in ways never before imagined.(インターネットは、かつて想像もされなかった方法人類つなげている。)

人類

(mankind から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/20 09:59 UTC 版)

人類(じんるい、: humanity)とは、個々の人間民族などの相違点を越える《》としての人間のこと[1]。この用語には、「生物種としてのヒト」という側面と、「ひとつの《類》として実現すべき共同性」という側面がある[1]

概説

人類とは、個々の人間や民族などの相違点を越える《類》としての人間のことである。

人に関する説は西欧では様々な変遷や議論を経て来ており、重要な説としては例えば人類単元説、人類多元説、人類性の概念などがある[1]

単元説と多元説

ヨーロッパ世界キリスト教世界であったわけであるが)キリスト教世界では、人類はすべてアダムの子孫だ、とする人類単元説や、「神の似姿」としての人間観が説得力を持ち続けていた[1]。だが、ヨーロッパが大航海時代を迎え、ヨーロッパ外の人々に接し、その情報がヨーロッパにもたらされるにつれ、彼らに「人間の変種」あるいは「人種」と見えたものをどう考えるか、ということがひとつの大きな問題として西欧人の間で浮上してきた[1]。こうした問題に関して、ビュフォンほか多くの人々は、人類間の差異というのは風土食物習俗の違いから生じているのであり人類はひとつの種だ、とする「人類単元説」を採用したが、それに対してヴォルテールは「人類多元説」を唱え[1]、単元説と多元説の対立は19世紀でも継続し、1859年にパリ人類学会を創設したブローカもそうした問題に言及することになり、人種間の差は動物間の差よりも大きい、と述べた[1]

その後、「進化した人種が原始的な人種を支配するのだ」などとする社会ダーウィニズムが登場し、こうした考え方は帝国主義によって好都合のものとして利用されることになった[1]

《人類性》と共同性の概念

ヨーロッパの人々の概念としては、「市民 / 蛮人」という区別や「キリスト教徒 / 異教徒」という区別が基本的にあったが、啓蒙時代になるとそれらの差別を越える「humanity 人類性」という観念が登場し、人類史が「人間の自己完成能力による進歩の歴史」として提示されるようになったが、そうした中で人類という概念は《実現すべき共同性》として強く意識されるようになった[1]

ディドロコントフォイエルバッハらが、人類性に関して重要な説を唱えた[1]

生物種としての人類

生物種としての「人類」というのは、現生種(現在も生きている種)、化石種(すでに化石でしか存在しないもの)の別を問わず「ヒト」という概念に含まれるものの総称[2]だが、どの範囲まで含むかについては多々議論があり、化石種についてもホモ・サピエンス以外のものに関しては現在でも議論が繰り返されている状態にある[2]。共通している特徴としては、直立歩行できること、犬歯の短小化が起きていること、が退化していること、などがある[2]

脚注

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j 『岩波 哲学思想事典』p.858 【人類】阪上孝 執筆
  2. ^ a b c ブリタニカ百科事典【人類】

関連項目

外部リンク



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