THE FUSEとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > THE FUSEの意味・解説 

THE FUSE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/21 16:05 UTC 版)

THE FUSE
出身地 日本
ジャンル ロック
活動期間 1979年頃 - 1989年
レーベル CBS・ソニー
共同作業者 浜田省吾
メンバー 町支寛二
板倉雅一
古村敏比古
梁邦彦
江澤宏明
高橋伸之
旧メンバー 鈴木俊二
岡嶋善文
一戸清
法田勇虫
岩崎肇
野口明彦

THE FUSE(ザ・ヒューズ)は、1970年代から1980年代にかけて活動していた浜田省吾バックバンド

概要

はっきりとした結成時期は分かっていないが、1979年頃から「THE FUSE」と名乗るようになった。解散時期も明確に決まっているわけではなく、1989年の浜田のツアーを最後に自然消滅的に無くなっていった。

バンド名の由来は、浜田が敬愛するジャクソン・ブラウンの曲名から来ている。ただし、浜田は「THE PRETENDERS」(同じくブラウンの曲名)という名前を推していたが、最終的にはキーボード担当の板倉雅一の発案による「THE FUSE」に落ち着いた。

バンド・メンバーはツアー毎、レコーディング毎に変わっており、かなりの変動があった。一度ツアーに参加しただけのメンバーもいれば、町支寛二や板倉雅一、古村敏比古のように長年に亘り活動を共にしているメンバーもいる。バンドのイメージとしては、ブルース・スプリングスティーンにおけるEストリート・バンドや、ジャクソン・ブラウンにおけるザ・セクションを意識したものとなっている。

ただし、結成当初はツアーのみの演奏で、ほとんどのメンバーがレコーディングには参加していなかった。レコーディングには一流のスタジオ・ミュージシャンが起用され、THE FUSEのメンバーはツアーのリハーサルの際にその譜面を渡される、という状況が続いていた。初めてレコーディングに揃って参加したのは1984年の『DOWN BY THE MAINSTREET』からであり、以降はツアーもレコーディングも同じ面々で行われた。その当時の作品やツアーのアーティスト名義は「SHOGO HAMADA & THE FUSE」と明記されている。

主なメンバー

メンバー 生年月日 出身地 担当
町支寛二
(ちょうし かんじ)
(1952-05-05) 1952年5月5日(70歳) 広島県呉市 ギター/コーラス
板倉雅一
(いたくら まさかず)
(1956-10-20) 1956年10月20日(66歳) キーボード/コーラス
江澤宏明
(えざわ ひろあき)
(1957-06-07) 1957年6月7日(65歳) 千葉県 ベース/コーラス
高橋伸之
(たかはし のぶゆき)
1955年2月?? 岩手県 ドラム
古村敏比古
(ふるむら としひこ)
(1957-06-23) 1957年6月23日(65歳) 東京都 サクソフォーン/コーラス
梁邦彦
(りょう くにひこ)
(1960-01-01) 1960年1月1日(63歳) キーボード

メンバーの変遷

活動期 ギター
コーラス
ギター キーボード
コーラス
キーボード ドラム ベース
コーラス
ベース サックス
コーラス
第1期 1979年 - 1980年 町支寛二 板倉雅一 一戸清 鈴木俊二 岡嶋善文
第2期 1980年 - 1982年 江澤宏明
第3期 1983年 - 1984年 古村敏比古
浜田省吾 & His New Band 1984年 - 1985年 法田勇虫 岩崎肇 野口明彦
第4期 1986年 - 1987年 高橋伸之
第5期 1987年 - 1989年 梁邦彦

作品(『THE FUSE』の名を冠した作品)

  • 名義はいずれも『SHOGO HAMADA & THE FUSE』名義
  1. CLUB SURFBOUND1987年) - ミニアルバム。
  2. CLUB SURF&SNOWBOUND(1987年) - CDアルバム。

脚注


「THE FUSE」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

THE FUSEのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



THE FUSEのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのTHE FUSE (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS