メンデルケーブルカーとは? わかりやすく解説

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メンデルケーブルカー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/06 00:08 UTC 版)

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Mendel funicular
概要
種別 旅客
現況 運用中
起終点 カルダーロ・スッラ・ストラーダ・デル・ヴィーノ サンクトアントン
メンデル峠
駅数 2
運営
開業 1903年10月19日
路線諸元
路線総延長 2.37 km
軌間 1000 mm
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メンデルケーブルカードイツ語: Mendelbahn, イタリア語: Funicolare della Mendola)は、イタリアケーブルカーである。このケーブルカーはオルトラディジェ台地とメンデル峠を結んでいる。

路線

このケーブルカーは12分で854 mの標高差を登る。路線延長は2.37 kmで、全線が所々森に覆われた岩の多い地域にあり、多くのトンネルがある。

歴史

このケーブルカーは、エミルストルブにより、ユーベレッチェ鉄道のサンクトアントン駅と連絡することによりボルツァーノとメンデル峠を結ぶ路線の一部として計画された。1903年に、ほぼ1年の建設期間の後、オーストリア皇帝のフランツ・ヨーゼフ1世が臨席して開業した。この路線は当時のヨーロッパにおいて、特に長いケーブルカーの1つであった。1934年までは、観光客はケーブルカーと他の鉄道を使ってメンデル周辺を回遊することができた。

現在

この路線は現在も運行されており、メンデル峠に到達するために観光客が利用することが多い。2004年に運転手が死亡する事故が起きた。

関連文献

  • Dultinger, Josef (1982). Vergessene Vergangenheit. Rum: Verlag Dr. Rudolf Erhard. 
  • Dultinger, Josef (1982). Auf schmaler Spur durch Südtirol. Rum: Verlag Dr. Rudolf Erhard. 

外部リンク

座標: 北緯46度24分45秒 東経11度13分10秒 / 北緯46.4125度 東経11.2194度 / 46.4125; 11.2194




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