マルグリット・ウェーバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/24 00:57 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動マルグリット・ウェーバー(Margrit Weber, 1924年2月24日[1] - 2001年11月2日[2])は、スイス出身のピアニスト。
エブナト=カッペルの生まれ。地元でハインリヒ・フンクにオルガンを習った後、チューリヒ音楽院でウォルター・ラングとマックス・エッガーに師事した。
1945年にチューリヒの実業家であるカール・ウェーバー(1903-1973)と結婚した[3]。
ピアニストとして、18世紀の音楽からストラヴィンスキーやチェレプニン、マルティヌーなど、同時代の作曲家の作品まで幅広いレパートリーで活躍した。マルグリット・ウェーバーによって初演された曲には以下がある[3]。
- ボフスラフ・マルティヌー『協奏的幻想曲』(1958)
- イーゴリ・ストラヴィンスキー『ピアノと管弦楽のためのムーヴメンツ』(1959)
- アレクサンドル・チェレプニン『バガテル』(管弦楽版、1959)
- ヴォルフガング・フォルトナー『エピグラム』(1964)
- ウラディーミル・フォーゲル『Hörformen』(1972)
1956年にはアメリカ・デビューも果たしている。
1971年にはチューリヒ市から、ハンス・ゲオルク・ネーゲリ・メダルを授与された[3][4]。
ツォリコンにて没。
脚註
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