MG08/15
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 22:18 UTC 版)
MG08の軽量化型であるMG08/15(1915年に追加制式)は、三脚を廃して二脚とし、銃床とピストルグリップを装着して伏射を可能にしており、冷却水筒を細身な形状に変更して容量を2.8リットルとした。また、銃側面に弾帯収納用のドラムマガジンを装着できるようになり、18kgにまで軽量化したこともあって、戦場での利便性を大幅に向上させた。塹壕の縁に据え付けるなど陣地戦にも対応しており、一部は航空機搭載機銃として使用された。のちに本銃が旧式化すると、その型番08/15(ヌルアハト・フュンフツェーン)は「特別でないもの」「凡庸なもの」を示す軍隊スラングともなった。
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