METAR/SPECI
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/26 07:20 UTC 版)
「気象通報式」の記事における「METAR/SPECI」の解説
定時観測の気象通報式をMETAR、天候の悪化または好天により気象状態がしきい値を超えた際などに行われる特別観測の気象通報式をSPECIという。 詳細は「定時飛行場実況気象通報式」を参照 すべての空港においてMETAR/SPECIが通報されるわけではなく、後述のSCANしか報じられない空港や、何も報じられない空港もある。 METAR/SPECIには基本的な気象実況の他に、航空機の離着陸に必要な情報が付加できる。 METARの発表時間は国により異なる。日本の場合、基本的に毎時00分であるが、東京国際空港・成田国際空港・関西国際空港・中部国際空港・新千歳空港・福岡空港・那覇空港は毎時30分にも発表される。SPECIの通報しきい値は定期便や国際線の有無により異なることもある。 METAR/SPECIが通報される空港や、その時間・運用状況等はAIP(Aeronautical Information Publication)に記載されている。
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