MD-95
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 14:17 UTC 版)
「マクドネル・ダグラス MD-80」の記事における「MD-95」の解説
詳細は「ボーイング717」を参照 MD-95型は、DC-9をベースとした旅客機の最終作である。MD-90型の短胴型として開発された。開発途中の1997年にマクドネル・ダグラスがボーイングによって買収されたため、正式の機種名はボーイング717である。 新たにロールス・ロイス・ドイツ(当時はBMWロールス・ロイス)のBR715型エンジンを搭載している。また、MD-95型ではコクピットがそれまでのMD-90型と比較しても、大幅にグラスコックピット化されている。 156機のボーイング717が1998年~2006年まで生産されたが、ボーイング737-600などとの直接競合を避けるために注文が停止された。トランス・ワールド航空、バリュージェット航空(その後エアトラン航空を経てサウスウエスト航空に買収される)、ミッドウェスト航空、ハワイアン航空、バンコクエアウェイズが主要なユーザーとなった。2016年7月現在、主にデルタ航空がこれらの航空会社から中古機を買収またはリースして使用されている。 制作時期的にはボーイング777<ボーイング717<ボーイング787となる。
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