Mégane I (1995年 - 2002年)
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「ルノー・メガーヌ」の記事における「Mégane I (1995年 - 2002年)」の解説
1990年の初めから開発が始められ、数々のスケールモデルやプロトタイプが試作されたのち、1995年9月のフランクフルト・モーターショーで発表、同年の11月15日にフランスで販売を開始。フロアパン、エンジン、トランスミッションなどの基本メカニズムは先代である19のものを受け継いだが、従来のルノー車とは一線を画した楕円をモチーフにしたデザインと、衝突安全ボディー、リア中央席の3点式シートベルト、フロントシートベルトプリテンショナー+ロードリミッター、運転席エアバッグなどを装備し、安全性を強く打ち出した最初のモデルとなり、1998年のユーロNCAPではクラストップの4つ星を獲得した。 エンジンはガソリン1.4L/2.0L、ディーゼルは1.9Lのディーゼルのほか、LPガス・ガソリン切り替え式LPG自動車 が用意されていた。 2009年時点でLPG仕様はオプションとなっている。生産は北フランスのドゥエー工場とスペインのパレンシア工場(ビリャムリエル・デ・セラート)、5ドアのワゴンはトルコ工場(オヤック・ルノー)製である。なお、カブリオレはドイツのコーチビルダー、カルマン社製で、リア側面に専用バッジが装着される。 日本では1996年9月から販売が開始された。当初のラインナップは、5ドアハッチバックで2.0L SOHC“F3R”のRXE、2ドアの右ハンドルで4速ATのクーペ2.0と、左ハンドルで5速MTの2.0L 16バルブDOHC“F7R”のクーペ16Vで、1997年9月にはセニックが追加された。1999年のマイナーチェンジでフェーズIIとなり、エンジンが1.6L DOHCのK4Mに変更され、5ドアハッチバックで4速ATのRXTと5速MTのRXi、そしてクーペと入れ替わりで4速ATのカブリオレが導入された。本国仕様の全幅は1,699mmだが、日本ではサイドウインカーも全幅に含める関係で1,700mmを僅かに超えるため3ナンバー登録となった。尚、フジミ模型が1/24スケールでクーペのプラモデルを市販していた。
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