モーテン・ボストロムとは? わかりやすく解説

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モーテン・ボストロム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/17 05:15 UTC 版)

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獲得メダル

WOC2013にて
 フィンランド
オリエンテーリング男子
世界選手権
2013 ヴォカッティ スプリント
ヨーロッパ選手権
2004 ロスキレ スプリント
ジュニア世界選手権
2001 ミシュコルツ クラシック
2000 ヴィソチナ リレー

モーテン・ボストロムMårten Boström1982年8月3日 - )は、フィンランドキルッコヌンミ出身の陸上競技選手(長距離)であり、またオリエンテーリング選手[1]。現在はヘルシンキに住んでいる。

陸上競技選手として

マラソン10000m走クロスカントリートレイルランニングなどといった長距離を専門とする選手である。クロスカントリーのノルディック選手権では、2001年にジュニア選手として銅メダルを獲得、またその他にも様々な大会での実績を残しているが、もっとも精力的に取り組んだのはマラソンである。フィンランド代表となるためのB標準である2時間18分(A標準は2時間15分)を切ることを目標とし、北京オリンピック代表を目指すためのオタワマラソンでは2時間18分51秒と惜しくも切ることができなかった。2012年ロンドンオリンピック代表も目指していたが、同年4月ロッテルダムマラソンでは2時間21分3秒とやはり届かなかった。なお2004年には福岡国際マラソンへも参加しており、その際の記録は2時間22分51秒となっている。

オリエンテーリング選手として

オリエンテーリングにゆかりある家庭に生まれたため、幼い頃よりオリエンテーリングに取り組んでいた。結果として2000年ジュニア世界選手権(JWOC)ではリレー競技で銅メダルを、2001年のJWOCではクラシック競技で銀メダルを獲得する活躍を見せている。またスプリント競技に精力的に取り組んでおり、2004年にはヨーロッパ選手権で銅メダルを獲得している。その後は前述の通りマラソンに取り組みながら、2007年まで毎年世界選手権(WOC)に出場したが、入賞を逃し続け、2008年にはフィンランドナショナルチームの層の厚さもあり、ついに国内選考会に出場することさえかなわなかった[2]北京ロンドン五輪ともに出場を逃した翌年の2013年、オリエンテーリングに集中することを決意し取り組んだ結果、6年ぶりにフィンランド代表としてWOCに出場することとなり、地元フィンランドで開催されたWOC2013のスプリント競技にて見事金メダルを獲得することとなった。

参考文献

外部リンク




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