3Delightとは? わかりやすく解説

3Delight

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/29 22:57 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
3DelightNSI
開発元 DNA Research
初版 1.0.0 / 2018年8月31日(22か月前) (2018-08-31[1]
最新版 2.0.12[1] / 2020年5月18日(2か月前) (2020-05-18[1]
対応OS WindowsmacOS, Linux
種別 3DCGソフトウェア
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト www.3delight.com
テンプレートを表示
3Delight
開発元 DNA Research
初版 0.5.1 / 2000年8月8日(19年前) (2000-08-08[2]
最新版 12.5.8[3] / 2017年11月16日(2年前) (2017-11-16[3]
対応OS WindowsmacOS, Linux
種別 3DCGソフトウェア
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト 3delight.com
テンプレートを表示

3DelightNSI (スリーデライト エヌエスアイ) は物理ベースレンダラーの一つであり、RenderMan互換レンダラーであった3Delightの後継である。NSIは「Nodal Scene Interface」の略であり、新たに導入されたアプリケーションインターフェースを意味する。

歴史

2000年、3DelightはRenderMan互換でありながらも、REYESとレイトレーシングのハイブリッドレンダリングに対応する3Dレンダラーとしてリリースされた[4][2]。当時、本家の「PhotoRealistic RenderMan」(PRMan) はハイブリッドレンダリングに対応しておらず (2002年より対応[5])、3Delightは本家よりも先にハイブリッドレンダリングが可能であった。

2013年、DNA Researchは3Delight 11でPath Tracingモードを導入して[6]それを標準としたものの、REYESモードも併存した。

2018年、DNA Researchは3DelightNSI 1.0で旧来のRenderManインターフェースに代わる新たなインターフェース「Nodal Scene Interface」(NSI)を導入した。NSIインターフェース互換レンダラーはオープンソースのHydraNSI (hdNSI)を使うことで、Universal Scene DescriptionのHydra搭載ソフトウェアから使うことが可能となる。

搭載・対応ソフトウェア

現行

搭載
対応
  • Maya
  • Houdini - HydraNSIによってSideFX Solarisにも対応している。なおHoudini側のRenderManレンダリング機能では3Delight 9.0までのレンダリングにのみ対応している[7]
  • Cinema 4D - 専用のプラグインが用意された。なおCinema 4DのR20より前はCinema 4D側のRenderManレンダリング機能であるCineManが3Delightでのレンダリング対応していた[8][9]
  • Universal Scene Description - HydraNSIで対応

過去

RenderMan互換レンダラーであった頃は、RenderManインターフェース出力に対応する多くのソフトウェアからも3Delightを使用することができた。

対応

採用例

以下の映画に3Delightが使われている[10]

出典

  1. ^ a b c Changelog DNA Research
  2. ^ a b Announce: 3Delight Renderer Patrick Fournier 2000年8月9日
  3. ^ a b Changelog 12.x DNA Research
  4. ^ KATANAによるパイプライン・ワークフロー改善 CGWORLD.jp 2018年10月23日
  5. ^ Renderman FAQ Larry Gritz
  6. ^ DNA Research Announces "3Delight Studio Pro 11" DNA Research 2013年10月1日
  7. ^ Rendering with RenderMan Side Effects Software
  8. ^ レンダリング - 究極のフォトリアリズムのために MAXON
  9. ^ Modernizing and Moving Forward Maxon 2017年12月5日
  10. ^ a b c d e f g 'Maya Plugin Power': RenderMan Compliance Animation World Network 2009年5月6日

外部リンク


3Delight

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/26 17:03 UTC 版)

DAZ Studio」の記事における「3Delight」の解説

RenderManインターフェース準拠レンダラー

※この「3Delight」の解説は、「DAZ Studio」の解説の一部です。
「3Delight」を含む「DAZ Studio」の記事については、「DAZ Studio」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「3Delight」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「3Delight」の関連用語

3Delightのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



3Delightのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの3Delight (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのDAZ Studio (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS