「Dappi」裁判、被告側弁護士が「投稿者は従業員1人。社長は知らなかった」と説明

2022年4月11日 21時01分 有料会員限定記事
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 匿名Twitterアカウント「Dappi」による虚偽のツイートで名誉を傷つけられたとして、立憲民主党の小西洋之、杉尾秀哉両参院議員が東京都内のIT関連企業に対して880万円の損害賠償などを求めた民事訴訟の第3回口頭弁論が11日、東京地裁であった。被告側の弁護士は閉廷後、報道陣の取材に対し、Dappiの投稿をしたのは従業員1人だと説明した。
 被告側は2月の第2回口頭弁論までに「投稿は被告会社の従業員であったことは認める」としつつ「会社の業務とは無関係に私的に行った。就業規則違反により然るべき処分を行っている」とする書面を提出。「むしろ被告らも被害者とすら言えるもので、責任を問うことは全くの筋違い」と主張していた。
 この日初めて出廷した被告側の弁護士は、閉廷後の取材に対し「投稿者と認識しているのは従業員1人だけ。会社として関わっておらず、社長は投稿について知らなかった」と述べた。
 原告側は同日、Dappiの投稿がスマートフォンではなくパソコンで行われていること、編集された国会動画が短時...

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