WEBサイト制作
2015.01.13
2015年のWEBサイトはフルサイズリキッドデザインで行こう。
2014年に公開された企業サイトの中にはフルHDを活かしたリキッドデザインを採用したWEBサイトを見受けられました。
まだまだ数は少ないですが、IMDでも「フルHD解像度を最大に活かしたWEBサイトをどのタイミングで実装すべきか」で議論が起こりました。
そこで現状のユーザー環境調査とこの1年でユーザー環境がどう変わるかを検討してみました。
現在のユーザー解像度調査
下記はIMDのアクセス解析での現在のモニター解像度比率です。
1番多い解像度は「1366×768」HD解像度。2008年~2010年に主力販売されていたノートPCだと思います。私が2010年に購入したMac Book Airもこの解像度になります。
他のサイトでのユーザー解像度調査を行った結果、下記主力解像度になります。
これはB to B企業で調査した結果の平均値です。
中には少し特異な数値もありましたがそれは除外しています。
今後1年で主力解像度はどう変わるのか
2014年に発売し、売れ行きが好調らしい「Surface Pro 3」の解像度は「2160×1440」で「1366×768」HD解像度のほぼ2倍。
また、最新のMac Book Proは2560×1600。15インチなら2880×1800とフルHDを遙かに上回る解像度です。
そして現在人気のある主力タブレットの解像度もフルHD以上の解像度ですし、スマホに関しても現在の最新モデルはフルHD以上の解像度があります。
このような市場に出ている主力商品の解像度と過去のデータを見比べてみてこの1年でどのような変化が起こるのかを予測しました。
下記がその予想です。
当然WEBサイトのケースバイケースでしょうが、僅差でフルHDが主流になるケースが多くなると予想します。
2015年に制作するサイトはフルHD以上の解像度を意識したほうが良さそうだと思います。
採用サイト、企業コーポレートサイトでのフルHDを活かした事例を紹介
まだまだ少数ではございますが、先取りしてフルサイズリキッドデザインを採用している企業のWEBサイトをご紹介します。
リキッドデザインとは
リキッドデザインとは表示領域に合わせて画像やレイアウトが伸縮するデザインの事を言います。 下記の動画の様に可変することで様々な解像度やデバイスに合わせた画面に対応することが出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。画面をフルに活用したWEBサイトってインパクトがあり、表現力で差が出そうですね。
2015年はフルサイズリキッドデザインとWEBフォントを活用した企業コーポレートサイトが増えそうです。
今年WEBサイトのリニューアルや新規制作をお考えの方は、1年後の事も考え、なるべく長く活用できるWEBサイトを目指しましょう。