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韓国の元慰安婦らが朴裕河（パクユハ）・世宗大名誉教授の著書「帝国の慰安婦」で名誉を傷つけられたとして、朴氏に損害賠償を求めた民事訴訟の控訴審で、ソウル高裁は２２日、原告の訴えを退けた。一審判… …[続きを読む]
2025年1月23日5時0分
韓国の「帝国の慰安婦」訴訟、原告が逆転敗訴 ソウル高裁で判決
韓国の元慰安婦らが朴裕河（パクユハ）・世宗大名誉教授の著書「帝国の慰安婦」で名誉を傷つけられたとして、朴氏に損害賠償を求めた民事訴訟の控訴審で、ソウル高裁は22日、原告の訴えを退けた。一審判…
2025年1月22日22時00分
一番傷つきやすい人を傷つけない民主主義へ 戦争が始まる前に
その場所から見えるものを、語りあうことが必要だと思います」 ――どんな景色が見えるのでしょうか。 「戦争の準備をする余裕はみじんもない生活があります。人ひとりを育てるのが、どれだけ大変かも身に…
2025年1月21日8時00分
（耕論）マイノリティー、冬の時代？ 山口智美さん、木村忠正さん、大澤優真さん
日本も「米国でこうなったのだから」とマイノリティーの権利保障が反動にさらされる可能性はある。ひとごととは言えません。（聞き手・田中聡子） ＊ やまぐちともみ 立命館大学教授。昨秋まで米…
2025年1月21日5時00分
「マイノリティーばかり」という批判はどこから 多様性後退する米国
こうした運動の輪が広がることが、小さな希望です。（聞き手・田中聡子）■山口智美さん やまぐち・ともみ 立命館大学教授。昨秋まで約30年間米国で暮らす。共著に「宗教右派とフェミニズム」「社会運動…
2025年1月20日11時30分
国家安保局、トップが左右 首相ブレーン、４代目に外務省出身・岡野氏 「大局的な議論もっと」指摘も
第１次安倍政権下で外務次官として安倍晋三首相に助言を重ね、集団的自衛権の行使容認を検討した際には想定事例（類型）を検討。第２次安倍政権で初代局長に就任すると、約２年半ぶりに日中首脳会談が実現し…
2025年1月11日5時00分
外交安保の司令塔、トップの知見や人脈が左右 NSS国家安全保障局
第1次安倍政権下で外務次官として安倍晋三首相に助言を重ね、集団的自衛権の行使容認を検討した際には想定事例（類型）を検討。第2次安倍政権で初代局長に就任すると、約2年半ぶりに日中首脳会談が実現し…
2025年1月10日17時00分
（書評）『女性たちの韓国近現代史 開国から「キム・ジヨン」まで』 崔誠姫〈著〉
男性支配との戦いの転換点はむしろ９７年のＩＭＦ危機にある。男性の没落を機に女性の社会進出が進む中で、クォータ制によって女性議員が増加し、女性家族部が誕生し、＃ＭｅＴｏｏ運動も広がった。 何より…
2024年12月7日5時00分
よみがえる在日1世の肉声 苦難の歴史を描く映画、韓国で公開
壽南さんは今月、ソウルで5回、上映後の舞台あいさつで観客と対話した。その先々で若者たちから「自分たち若い世代が忘れ去っている歴史を記録し、伝えてくれてありがとう」と声をかけられたという。 壽…
2024年11月28日13時00分
在日１世の肉声、伝える 「歴史継承を」 韓国で映画公開
壽南さんは今月、ソウルで５回、上映後の舞台あいさつで観客と対話した。その先々で若者たちから「自分たち若い世代が忘れ去っている歴史を記録し、伝えてくれてありがとう」と声をかけられたという。 壽…
2024年11月27日16時30分
「日本で上演したい」韓国の劇団を招き日韓演劇祭 愛か相克か
加するチャンジャクシムの脚本家チェ・ジウンが、鐘下辰男の「絶対零度」を韓国語で上演するなど現代演劇への関心も高い。一方、従軍慰安婦問題など日韓の対立が先鋭化した2010年代は、演劇やドラマなど…
2024年11月17日14時00分
元慰安婦支援団体の前理事長、韓国最高裁でも有罪 寄付金流用の罪
韓国の元慰安婦の支援団体「正義記憶連帯」（正義連、旧挺対協）への寄付金を私的に流用したなどとして、業務上横領などの罪に問われていた前理事長の尹美香（ユンミヒャン）被告の上告審で、韓国の大法院…
2024年11月14日21時00分
NHK、国際放送問題は「乗っ取り」 担当理事が辞任 調査報告書
その後、ラジオ国際放送などでの生放送で、靖国神社の石柱に落書きがあったニュース原稿を読む中、20秒ほど原稿にはない発言をした。中国語で「釣魚島と付属の島は古来中国の領土です」と述べ、英語で「…
2024年9月10日18時00分
NHK国際放送問題 中国人スタッフ、放送直前に靖国原稿へ抵抗感
居合わせたスタッフは当時の様子について、「説得を受けて納得したと思った」といった趣旨の説明をしているという。 しかし、落書きのニュースを読んだ後、中国語で沖縄県の尖閣諸島について「中国の領土で…
2024年9月8日5時00分
NHK国際放送問題、盛り込まれた「安全保障」 問われているのは？
ＮＨＫの国際番組基準は「わが国の重要な政策および国際問題にたいする公的見解」を伝える、「解説・論調は、公正な批判と見解のもとに、わが国の立場を鮮明にする」としている。 22日には英語での「南京…
2024年9月7日19時45分
【そもそも解説】NHK国際放送とは？ 政治との距離が問われた歴史
Q 国際放送でのどんな発言が問題になっているの？ A 8月19日のラジオ国際放送などで、靖国神社で落書きが見つかり、警視庁が器物損壊事件として捜査しているニュースを生放送で伝える際、中国人の…
2024年9月7日19時45分
安定的な日韓関係に向け、「温度差」埋める努力を 慶大・西野教授
――日本側は「受け身」だったとの指摘もあります。 確かに先に動いたのは尹大統領でしたが、岸田首相も可能な範囲でそれに応えたと思います。 韓国に対する日本側の世論は当初、非常に厳しいものでした…
2024年9月7日11時00分
＜考論＞日韓関係、新首相へ注文 西野純也氏、崔恩美氏
■残る課題、積極的な対応必要 慶応大・西野純也教授（東アジア国際政治） 悪化した日韓関係を両首脳の政治主導で急速に復元したことは評価されるべきだ。一番の要因は尹錫悦（ユンソンニョル）大統領の…
2024年9月7日5時00分
慰安婦訴訟、韓国団体が日本政府資産差し押さえへ手続き 実施困難か
韓国のソウル高裁が昨年11月、日本政府に元慰安婦らへの慰謝料支払いを命じた判決を巡り、原告支援団体は6日、韓国内の日本政府の資産差し押さえに向けた手続きを始めたと明らかにした。資産目録の開示…
2024年9月6日20時00分
「堂々と憲法語れる街を」 九条の会が茅ケ崎市を提訴 後援不承認で
■6年連続で不承認 市が判断を変えた理由とは 会は平和や護憲についての「つどい」を2010年から5回開催し、すべて市の後援を得てきたが、19年以降は今年も含め6年連続で不承認となっている。 市…
2024年9月5日12時00分
常陸大宮市、新しい歴史教科書をつくる会系の歴史・公民教科書を採択
に1度で、市立小学校に関しては28年度から使用する教科書を単独採択する。■市民団体は抗議文を提出 つくる会は1997年、従軍慰安婦問題を取り上げている教科書などを「自虐的」だと批判し、独自の歴…
2024年9月4日10時45分
NHKラジオ国際放送問題 経営委、執行部に再発防止策求める
政府見解などを海外に情報発信することも役割であることを念頭に「日本の立場を海外の人にもきちんと伝えることがベースだから、ニュースの速報性より正確性を重視するほうがいい」と対応策への評価を示した…
2024年8月27日19時35分
NHK国際放送、総務相「公共放送の使命反する」 再発防止求める
「当該スタッフの発言はわが国の立場と全く相いれない」とし、「NHKに対して事実関係を正確に把握するとともに、原因究明や再発防止策を着実に行うよう求めたい」と語った。 NHKは19日にスタッフが…
2024年8月27日12時18分
NHKが総合テレビなどで改めて謝罪 中国語ニュース「極めて深刻」
NHKのラジオ国際放送の中国語のニュースなどで、中国人の40代の外部スタッフが19日に沖縄県の尖閣諸島を「中国の領土」などと原稿にない発言をした問題でNHKは26日、総合テレビや一連の発言が…
2024年8月26日20時17分
「終戦」を考えると思い浮かぶ韓国の友だちの顔 歴史を学ぶ意味とは
青年期を過ごす私は、そのなかで一つの〝思想〟に触れることとなる。 そう、「嫌韓思想」である。 当時、竹島問題をめぐる日韓関係のニュースが連日のように報道されていた。それに伴ってネット上では嫌…
2024年8月26日16時00分
NHK国際放送不適切発言、林官房長官「遺憾」 再発防止求める
「尖閣諸島が我が国固有の領土であることは歴史的にも、国際法上も明らかだ」と指摘したうえで、NHKに対して再発防止策を求める考えを強調した。 NHKは19日以降、このスタッフが尖閣諸島を「中国の…
2024年8月26日13時23分
NHKラジオ国際放送問題 新たに原稿にない発言判明 今回で3度目
NHKによると、外部から「歴史修正主義宣伝」と言ったのではとの指摘があり、25日に改めて確認したところ、これまで発表していなかった発言についても、判明したという。NHKは「確認不足だった」と…
2024年8月25日23時53分
谷津矢車が薦める文庫この新刊！
第２次世界大戦中に置かれた立場や心情を丁寧に追いつつ、名作『星の王子さま』の誕生や妻コンスエロとの関係、飛行士として培ったプライド、祖国を失った一フランス人としての思いをも一筆書きにしてゆく。…
2024年8月24日5時00分
NHK国際放送不適切発言「南京大虐殺を忘れるな」発言も 会長謝罪
NHKのラジオ国際放送などで、中国人の外部スタッフが沖縄県の尖閣諸島を「中国の領土」と中国語のニュースで伝えた問題で、NHKの稲葉延雄会長は22日、自民党本部で「（同局が自ら定める）国際番組…
2024年8月22日18時00分
ウーマンリブって？美津さんのことよ 田中美津さんを悼む 社会学者・上野千鶴子
１９７０年の１０月２１日、国際反戦デーにまかれた無署名のちらし、「便所からの解放」は、美津さんが書いた日本のリブの記念碑的マニフェストだった。「便所」こと、男の性欲処理機としての女性の搾取は、…
2024年8月12日5時00分
田中美津さんがウーマンリブに「肉声」を与えた 上野千鶴子さん寄稿
1970年の10月21日、国際反戦デーにまかれた無署名のちらし、「便所からの解放」は、美津さんが書いた日本のリブの記念碑的マニフェストだった。「便所」こと、男の性欲処理機としての女性の搾取は、…
2024年8月10日12時00分
（交論）基地被害、続く不平等 藤目ゆきさん、前泊博盛さん
講和条約を結び、５２年に独立した後も政治家や官僚の態度は変わっていません。日米関係は、今も圧倒的に非対称的であり続けているのです」 ＊ ふじめゆき １９５９年生まれ。大阪大学教授。専攻…
2024年7月30日5時00分
「成功した占領」という戦後の神話 隠された基地被害と日米の不平等
日米関係は、今も圧倒的に非対称的であり続けているのです」（聞き手・桜井泉）■藤目ゆきさん ふじめ・ゆき 1959年生まれ。大阪大学教授。専攻は日本近現代史で女性史、ジェンダー史を研究。著書に「…
2024年7月29日7時00分
被害体験は強く、加害意識は弱く 甘い認識を超えて戦争を伝えるには
「戦争の悲惨な実態を伝える上で大きな役割を果たしてきました。『慰安婦』問題や戦争犯罪など、日本の加害責任を追及する意欲的な記事や番組もつくられました。ただ最近、特に安倍政権以降、加害責任を問…
2024年7月27日6時00分
（交論）戦争認識、抜け落ちたもの 宇田川幸大さん、佐藤卓己さん
当時の世論調査では、次世代に謝罪を続ける宿命を背負わせないという主張を支持する意見が多数を占めました」 ――戦争に関するメディア報道の評価は。 「戦争の悲惨な実態を伝える上で大きな役割を果たし…
2024年7月27日5時00分
（惜別）朴正浩さん 韓日議員連盟前事務総長
かつてほどではないにせよ今もお使いは、難問が立ちふさがるたび登場する。朴さんも多くのメッセージを携え、日韓を往来した一人だった。 韓国の国会議員３００人のうち、１６０人以上が所属する韓日議員…
2024年7月6日16時30分
（戦争とジェンダー：３）日常にある蔑視、戦時下で暴力に 岩手の詩人・小原麗子さん
様々な時代を生きた女性たちの反戦の思いや声を受け止める中で、小原さんはある共通点にも気づいた。日常にある女性への蔑視や暴力の延長が、戦時下での女性たちへの暴力につながった、と。 旧日本軍の関与…
2024年6月19日16時30分
「新聞記者には抗命権がある」 外岡秀俊さんが語ったジャーナリズム
ウォーターゲート事件の真相をつきとめたワシントン・ポストの2人の記者の物語だが、「あそこに出てくる編集幹部が、すごく格好いいんです」と語った。 聞き手は、朝日新聞の後輩で法政大学非常勤講師の及…
2024年6月11日12時00分
「ウソつきだ」崩壊したチャウシェスク政権 元韓国高官「北朝鮮も」
合意の履行について、後戻りできない時点まで進める工夫が求められます。 日米韓の協力を強化する試みも続けていくべきです。昨年8月の日米韓首脳会談でなされたキャンプデービッド合意は大きな意味があり…
2024年6月3日14時00分
朝鮮名貫いた日本軍中将、なぜ「歴史の隙間」に 比の処刑地で考える
日本軍人としてどんな思いで戦い、遠く離れた異国の地でどんな最期を迎えたのか。そんな疑問が今回の取材の出発点だった。 45年の終戦により、朝鮮半島は日本統治から解放され、65年には日韓の国交が正…
2024年5月16日20時00分
（忘れられた朝鮮人戦犯：上）歴史の隙間、取り残された 朝鮮名貫いた旧日本軍中将
１９１０年の日韓併合後、日本軍の軍人や軍属に朝鮮出身者がいたことは知っていたが、処刑された軍高官の存在は意外だった。 ４５年の終戦により、朝鮮半島は日本統治から解放され、６５年には日韓の国交…
2024年5月8日5時00分
元慰安婦の遺族、中国で初提訴 日本政府に謝罪と賠償要求 現地報道
日中戦争で旧日本軍による性暴力の被害を受けたとする中国人元慰安婦の遺族が、日本政府に謝罪と損害賠償を求めて中国の裁判所に提訴した。中国のニュースサイト「中国新聞網」が22日までに伝えた。 報…
2024年4月23日11時00分
（歴史のダイヤグラム）一冊の週刊誌が変えた運命 原武史
乗っていた列車は終点の国府津で東海道本線の上り東京ゆきの普通列車に接続していた。彼女は品川、新宿を経由し、中央線の大久保駅で降りたのであろう。寮長の福田勝に直談判した結果、彼女は入寮を許され…
2024年4月13日3時30分
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