高市早苗氏「日本語が乱れた」 ツイッターで礒崎氏めぐる答弁を釈明
放送法の政治的公平性をめぐる総務省の行政文書問題に関し、当時、総務相だった高市早苗経済安全保障担当相は11日、自身のツイッターで「詳細な質問通告も頂けず即座に答弁する中で日本語が乱れました」と投稿し、国会答弁の一部について釈明した。
文書には、安倍政権下で首相補佐官だった礒崎陽輔氏が、放送法の政治的公平性をめぐって、新たな解釈を加えるよう総務省側に働きかける経緯が記されている。
高市氏は8日の参院予算委員会で、「礒崎さんという名前、もしくは放送行政に興味をお持ちだと知ったのは今年3月になってからです」と答弁した。
この答弁について、高市氏は11日のツイッターで「大うそつきとの批判(がある)」とした上で、「放送法解釈に関して礒崎氏の名前が出ているのを知ったのが今月という意味。礒崎氏は元同僚議員です」と釈明した。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
【初トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら
- 【解説】
この「日本語が乱れました」は、8日の参院予算委員会での答弁についてだと思います。高市氏は9日の参院内閣委員会でも、例の総務省の文書は「捏造」だと述べた上で、こちらでは具体的に反論しています。参院ネット中継のサイトで該当の委員会の録画が視聴
…続きを読む
放送法めぐる総務省文書問題
放送法の政治的公平性をめぐる首相官邸側と総務省側の安倍政権下のやりとりを記した内部資料。総務省が公開するまでの経緯や問題点をまとめた特集ページはこちら。[もっと見る]