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ジェンダー(社会的に作られた性差)にとらわれない、平等な社会とは?格差解消のための課題を考えます。

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選択的夫婦別姓、自民党WTの座長はどう考える? 衆院選経て行く末は

衆院選公示直前、選択的夫婦別姓制度を望む団体の集会に招かれた自民党ワーキングチーム座長の逢沢一郎氏(右奥)=岡山市で2024年10月12日午前10時7分、佐々木雅彦撮影
衆院選公示直前、選択的夫婦別姓制度を望む団体の集会に招かれた自民党ワーキングチーム座長の逢沢一郎氏(右奥)=岡山市で2024年10月12日午前10時7分、佐々木雅彦撮影

 衆院選では立憲民主党など多くの政党が選択的夫婦別姓制度の導入を公約に掲げたが、自民党は賛否を明記しなかった。その自民党は大幅に議席を減らした。今後厳しい政権運営を迫られる中、注目されるのが党内で是非を議論するワーキングチーム(WT)だ。その進行役である座長はどう考えているのか。早期導入を望む高松、岡山両市の当事者3人の招きに応じ、座長の逢沢一郎衆院議員(岡山1区)が衆院選直前の10月に岡山市での集会に出席し、自身の認識を語った。

 「私は両親と同じ姓でいたいし、墓も継ぎたい。でもそれを諦めないと、好きな人と一緒にいさせてもらえない」。10月12日に開かれた集会で、堀田夏菜さん(31)=岡山市=は苦しい胸の内を語った。2023年に結婚。衆院選で本来の名前で投票できないことにも触れて「喪失感にさいなまれ続けている」と話した。夫に「事実婚にしてほしい」と頼んでも「だったら離婚する」と告げられたと明かした。集会では、男女7人がそれ…

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