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Glorious Day

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Glorious Day feat. 初音ミク
Eve配信限定シングル
リリース2024年3月10日
規格デジタル・ダウンロード
時間3分22秒
レーベルKARENT
作詞者Eve、Project VOLTAGE
作曲者Eve

Glorious Day』は、ボカロPとしても活動する日本のアーティストEveによる楽曲。2024年3月10日にKARENTより配信限定シングルとして発売された。ボーカルには初音ミクが使用されており、音楽プロジェクト「ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE 18 Types/Songs」の第18弾作品として発表されている。

沿革

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「ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE 18 Types/Songs」(以下、Project VOLTAGE)の第18弾作品として2024年3月9日にYouTubeニコニコ動画にミュージックビデオが公開され、翌10日にKARENTよりデジタル配信された[1]。動画が公開された3月9日は初音ミクの記念日「ミクの日」となっている[1]。「Project VOLTAGE」は全18曲と発表されており、当初は本曲がプロジェクトの最終曲となる予定であった[2][注 1]

Eveがボカロ曲を公開するのは2021年の『群青讃歌』以来2年半ぶりとなる[3]

作風

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「Project VOLTAGE」のコンセプトによりゲーム『ポケットモンスター』(以下、ポケモン)シリーズのBGMを引用して制作されており、歴代の全チャンピオン戦のBGMを集めた曲になっている[4][5]。また、BGMだけではなく各チャンピオンの台詞が歌詞に踏襲されているシーンも存在する[3]

最後のサビにはフロンティアブレーンとの戦闘BGMが使用されており、チャンピオンに勝利した後も冒険が続くという『ポケモン』シリーズの魅力を表現している[4][5]

雰囲気が大きく異なる曲を1曲にまとめるため、キーやBPMを定める必要があったことから、原曲の素材をそのまま使うことはせずにすべてアレンジを加えた状態で使用している[5]

制作

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18曲目であることから、できるだけ唯一性があり、やりたいものを形にしようと考えてテーマを制定した[4][5]。当初はまったく別のテーマを考えていたが、製作途中で「Project VOLTAGE」の別楽曲を聞いたところ、何か違うと感じるようになり、改めて考え直すことになった[4][5]。その結果、シリーズ作品の各タイトルで印象に残っているBGMはチャンピオン戦のBGMだと感じ、歴代チャンピオンとの戦闘BGMを集めた楽曲を制作することになった[4][5]

ミュージックビデオ

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監督は千葉大輔、キャラクターデザインはLOOM、アニメーションプロダクションはFolium[1][4]。Eveが自身の要望を書いた字コンテをもとに制作されている[4][5]

オリジナル設定の初音ミク2人が主人公・ライバルとして登場するほか[4][5]、「Project Voltage」で発表された「18タイプの初音ミクと相棒ポケモン」が全員登場し、プロジェクトの集大成を感じる作品となっている[3][4][5]

脚注

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注釈

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  1. ^ 同日に追加楽曲の制作が発表されたため、最終曲ではなくなった[2]

出典

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  1. ^ a b c 【ポケミク】18曲目となるEveさんの『Glorious Day』の楽曲・MVが公開! アーティストコメントも到着」『PASH! PLUS』主婦と生活社、2024年3月9日。2024年4月2日閲覧。
  2. ^ a b 「ポケミク」18曲目はEve 追加楽曲も制作決定、担当はボカロP sasakure.UK」『KAI-YOU.net』カイユウ、2024年3月9日。2024年4月2日閲覧。
  3. ^ a b c BE:FIRST×オーケストラが見せつける7人の成長 / Eveのひさびさのボカロ曲、回収の仕方がすごい」『音楽ナタリー』ナターシャ、2024年3月4日。2024年4月2日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i 「特集 ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE 18 Types/Songs」『週刊ファミ通』2024年4月4日号、KADOKAWA Game Linkage、2024年3月21日、90 - 93頁。 
  5. ^ a b c d e f g h i 竹内白州「【ポケミク】『Glorious Day』Eveさんインタビュー。18曲目を飾るのは歴代“チャンピオン”がテーマの楽曲。「ポケミクという企画のアンセムになってほしい」」『ファミ通.com』ゆーみん17、KADOKAWA Game Linkage、2024年3月28日。2024年4月2日閲覧。