Ecmaインターナショナル
表示
(ECMAから転送)
設立 | 1961年 |
---|---|
種類 | 標準化団体 |
目的 | 情報通信技術および家庭用電化製品の標準化 |
本部 | スイス、ジュネーブ |
貢献地域 | 世界 |
公用語 | 英語 |
重要人物 |
|
主要機関 | 総会 |
予算 | メンバーシップの会費による |
ウェブサイト |
ecma-international |
かつての呼び名 | European Computer Manufacturers Association |
Ecmaインターナショナル(エクマ・インターナショナル、英語: Ecma International)は、情報通信システムの分野における国際的な標準化団体である。以前は欧州電子計算機工業会(英語: European Computer Manufacturers Association、ECMA)という名称であったが、世界的な展開や活動状況を反映して、1994年に現在の名称に改められた。この結果、「ECMA」という名称はもはや略語ではなくなったため、大文字にせずに「Ecma International」と表記する。
1961年にヨーロッパにおける計算機システムを標準化するために設立された。本部はスイスのジュネーヴにある。
Ecma標準一覧
[編集]以下に、Ecma標準の一覧を示す[1]。なお、対応規格については国際標準化機構・国際電気標準会議の第一合同技術委員会が定める規格(ISO/IEC)欧州電気通信標準化機構が定める規格(ETSI)、および日本産業規格(JIS)に留め、その他の標準規格については記載していない。
番号 | 名称 | 版 | 最新改正年月 | 対応規格 |
---|---|---|---|---|
ECMA-6 | 7ビット符号化文字集合 | 第6版 | 平成16年12月 | ISO/IEC 646 (ITU-T T.50) JIS X 0201[2] |
ECMA-13 | 情報交換用磁気テープのラベル及びファイル構成 | 第4版 | 昭和60年12月 | ISO/IEC 1001 JIS X 0601 |
ECMA-35 | 文字符号の構造及び拡張法 | 第6版 | 平成6年12月 | ISO/IEC 2022 JIS X 0202 |
ECMA-43 | 8ビット符号化文字集合の構造と規則 | 第3版 | 平成3年12月 | ISO/IEC 4873 |
ECMA-74 | 情報技術装置から放射される空気伝搬騒音の測定 | 第16版 | 令和元年6月 | ISO 7779 JIS X 7779 |
委員会
[編集]Ecma標準はさまざまな技術委員会(technical committee)によりガバナンスされている。有名なものとして、以下の委員会が知られている。
- TC39 – ECMAScript[3]
- TC45 – Office Open XML[4]
- TC53 – ECMAScript Modules for Embedded Systems[5]
脚注
[編集]- ^ “Ecma Standards” (英語). 2019年7月31日閲覧。
- ^ “JIS・国際規格の整合性情報”. 日本産業標準調査会. 2019年7月31日閲覧。に国際規格番号を入力して確認。以後同様
- ^ “Ecma news”. www.ecma-international.org. 2020年6月26日閲覧。
- ^ “TC45 - Office Open XML Formats”. Ecma International. 2015年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2006年7月27日閲覧。
- ^ “TC53” (英語). Ecma International. 2021年2月10日閲覧。
関連項目
[編集]- ISO/IEC 646 - ECMA-6
- ISO/IEC 2022 - ECMA-35
- ISO/IEC 8859 - ECMA-113
- ISO/IEC 8859-6 - ECMA-114
- ISO/IEC 8859-7 - ECMA-118
- ISO 9660 - ECMA-119
- ユニバーサルディスクフォーマット - ECMA-167
- ECMAScript - ECMA-262
- C# - ECMA-334
- 共通言語基盤 (CLI) - ECMA-335
- ECMAScript for XML (E4X) - ECMA-357
- C++/CLI - ECMA-372
- Office Open XML - ECMA-376
- Open XML Paper Specification (OpenXPS) - ECMA-388
- JavaScript Object Notation (JSON) -ECMA-404
- Dart language specification – ECMA-408