コンテンツにスキップ

菅原研究所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社菅原研究所
Sugawara Laboratories Inc.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
215-0034
神奈川県川崎市麻生区南黒川8番2号
かわさきマイコンシティ内)
設立 1957年(昭和31年)1月17日
業種 電気機器
法人番号 8020001065314 ウィキデータを編集
事業内容 工業用計測機器の製造及び販売
代表者 代表取締役社長 菅原重信
資本金 3,520万円
売上高 12億円
従業員数 64名
外部リンク https://www.sugawara-labs.co.jp/
テンプレートを表示
菅原研究所

株式会社菅原研究所(すがわらけんきゅうじょ)は、ストロボスコープトルクメーターベアリング検査装置などのメーカー。

概要

[編集]

1954年(昭和29年)に初めてストロボスコープを開発した老舗のメーカー。キセノン放電管も内製化している。トルクメータ、アンデロンメータなど、モーターベアリング関連の計測機器も開発、販売している。

近年は特性の優れたLEDの出現で、安価な小型のストロボスコープを製造するメーカーも現れるようになり、そのような分野ではシェアを奪われる結果となっているが、大出力を必要とする鉄鋼用など、産業用途では広く支持されており、菅原研究所にもLED採用製品がある。

島津製作所の開発した高速度ビデオカメラ、HyperVision HPV-1でも、菅原研究所の超高速度ビデオカメラ用フラッシュESD-VF2M-U2が採用されている。

沿革

[編集]
  • 1954年(昭和29年) - 東京都新宿区牛込弁天町に創立、ストロボスコープを完成。
  • 1956年(昭和31年) - 株式会社組織に改組。
  • 1959年(昭和34年) - アンデロンメータを完成。
  • 1962年(昭和37年) - 東京都狛江市に本社・工場を移転。
  • 1969年(昭和44年) - ストロボスコープ用キセノン放電管の自給体制を確立。
  • 1975年(昭和50年) - 高圧・高周波火花発生装置を完成。
  • 1976年(昭和51年) - 鉄鋼用高照度ストロボスコープを完成。
  • 1979年(昭和54年) - 資本金を1,600万円に増資。
  • 1981年(昭和56年) - 超高速フラッシュ、ナノパルスライト完成。
  • 1986年(昭和61年) - 資本金を3,520万円に増資。
  • 1987年(昭和62年) - モーターを評価するモーターアナライザを完成。
  • 1989年(平成元年) - 本社・工場を現住所(川崎市マイコンシティ)に移転。
  • 2000年(平成12年) - 閃光時間可変型ストロボスコープを開発。
  • 2002年(平成14年) - ベアリング用トルク測定装置を開発。真円度計を開発。
  • 2003年(平成15年) - 2003年モータ技術展において自動アンデロンメータを出展。閃光時間約40nsのナノパルスライトを開発。
  • 2005年(平成17年) - 定格50 ニュートンメートルのトルク測定部、および アンデロン加振器完成。
  • 2006年(平成18年) - 5000ジュール大光量ストロボ光源完成。
  • 2007年(平成19年) - リニア負荷試験機、超高速回転用ダイナモメータ完成。

製品

[編集]
  • ストロボスコープ(ポータブル、セパレート)、キセノン管、ストロボ回転計、ナノパルスライト、ストロボライトガイド光源
  • トルクメーター、ダイナモメーター、モーターアナライザー、リニア負荷試験器
  • ベアリング検査機器(アンデロンメーター、ウェービネスメータ)

外部リンク

[編集]